住まいを求めるみなさんと設計する建築家との出会いの場、ASJイベントに参加します。
10月5日(土)、6日(日)の二日間、場所は札幌市教育文化会館です。わたしは、久しぶりの参加ですので大変楽しみにしています。
是非おこしください。
木曜日, 9月 26, 2013
月曜日, 9月 16, 2013
阪神間2013
9月12、13の両日、神戸大学医学部保健学科にて生活環境学の講義をしてきました。
内容は、10年間、北星学園大学で講義している空間コミュニケーション論を基礎にしています。
カタチはどう作られているのか、建築家にとっては設計の基本ともいうべき建築概論です。
神戸では地域保健医療や福祉関係の実務を勉強する保健学科の学生が、身の回りの空間を見る目を養うことを目標とした講義です。時々、設計者のネタばらしをしながら生活空間の仕組みや構造をより身近に理解してもらいたいと考えています。
私の他に、UD(ユニバーサルデザイン)研究者の石田享平さん、環境福祉サービスNPO理事長の中田俊秀さんが一緒の連続講義です。
私の他に、UD(ユニバーサルデザイン)研究者の石田享平さん、環境福祉サービスNPO理事長の中田俊秀さんが一緒の連続講義です。
建築の場合、機能と美しさを兼ね備えなければならないという難しさがあります。カタチが引き出す世界は複雑で、そう簡単に理解することはできませんが、だから奥行があって興味深いのかも知れません。写真は、今回訪れたそれぞれのカタチ。私は、見ているだけで楽しい。
神戸メリケン波止場のフィッシュダンス(設計:Fゲーリー)バルセロナにも、港町に同じような魚のオブジェを作っている。 |
EXPO'70の華。太陽の塔(岡本太郎)は存在感のあるタワーだ。 |
たぶん?海洋堂のフィギア。 |
もう一つの太陽。 |
太陽セメント工業本社屋(設計:安藤忠雄)1986年竣工、コンクリートブロックが上手に年齢を重ねている。 |
月曜日, 9月 02, 2013
9月に想う
昨日日曜日から9月になった。
季節はカレンダーを読み取るかのように秋の気配を運ぶ。
今年はいや今年もあと3か月で終わる。
あるひとが好きなことをやっている建築家は長生きをするよと言う。
あと30年は生きるよねと言ったらどうする?と意地悪な目をして聴いてくる。
そうかだったら今アクセルに乗せていた足をいったんフットレストに置いてエンジンブレーキ状態にしたいと言い返してから、必死に言い訳を考えた。
還暦を過ぎてなおモラトリアムでいたいなどという都合のいい論理はどこを探しても見つからないはずなのにだ。
24歳の春インドネパールバングラデシュの旅で幼少期は勉学に励み親孝行し長じて財をなし出家してガンジスの水に帰るというヒンドゥーとブッダの教えを信じる人の群れに感銘を受けたのは幻だったのか。
親孝行もままならず金儲けは得意ではないましてや悟りを開くことなど毛頭できそうもない。
そうかだからもうすこし時間が必要なのだとここにきてやっと気がついた。
いつか実行しようとしていることは山のようにある。
9月が始まる今年もあと少しの時間にそのいくつかにトライしていこうと思う。
今週はJIA大会2013北海道の受付係。
来週は昨年から引き続いている神戸大学医学部での建築講義。
再来週は10年続いている北星大学文学部心理応用コミュニケーション学科後期の講義が始まる。
9月中には本業の2件の建築現場が待ったなしで竣工する。
ひとつは地域医療を支える地域に無くてはならない医院の増築。
他のひとつはたぶん今年も北海道で唯一竣工になるだろう新築コンクリートブロック住宅。
先週全国建築コンクリートブロック工業会主催の会合で日本全国各地のコンクリートブロックメーカーのみなさんとそれを支える各地の大学の構造研究者のみなさんの真摯な意見交換に感銘を受けた。
私は今メーソンリー住宅建築の建築家としてできることをしよう。
季節はカレンダーを読み取るかのように秋の気配を運ぶ。
今年はいや今年もあと3か月で終わる。
あるひとが好きなことをやっている建築家は長生きをするよと言う。
あと30年は生きるよねと言ったらどうする?と意地悪な目をして聴いてくる。
そうかだったら今アクセルに乗せていた足をいったんフットレストに置いてエンジンブレーキ状態にしたいと言い返してから、必死に言い訳を考えた。
還暦を過ぎてなおモラトリアムでいたいなどという都合のいい論理はどこを探しても見つからないはずなのにだ。
24歳の春インドネパールバングラデシュの旅で幼少期は勉学に励み親孝行し長じて財をなし出家してガンジスの水に帰るというヒンドゥーとブッダの教えを信じる人の群れに感銘を受けたのは幻だったのか。
親孝行もままならず金儲けは得意ではないましてや悟りを開くことなど毛頭できそうもない。
そうかだからもうすこし時間が必要なのだとここにきてやっと気がついた。
いつか実行しようとしていることは山のようにある。
9月が始まる今年もあと少しの時間にそのいくつかにトライしていこうと思う。
今週はJIA大会2013北海道の受付係。
来週は昨年から引き続いている神戸大学医学部での建築講義。
再来週は10年続いている北星大学文学部心理応用コミュニケーション学科後期の講義が始まる。
9月中には本業の2件の建築現場が待ったなしで竣工する。
ひとつは地域医療を支える地域に無くてはならない医院の増築。
他のひとつはたぶん今年も北海道で唯一竣工になるだろう新築コンクリートブロック住宅。
先週全国建築コンクリートブロック工業会主催の会合で日本全国各地のコンクリートブロックメーカーのみなさんとそれを支える各地の大学の構造研究者のみなさんの真摯な意見交換に感銘を受けた。
私は今メーソンリー住宅建築の建築家としてできることをしよう。
新川の倉庫。こんなところをアトリエやイベントスペースにしたら面白いと思う。 |
土曜日, 8月 31, 2013
住宅模型展
JIA(日本建築家協会)の建築家が一堂に集う全国大会が来週札幌で開催されるのにあわせ、一般の方たちに建築家の仕事の一端を見ていただく住宅模型展です。実に多くの建築家が住宅設計をしています。私たち建築家側からすれば、クライアント(お客様)の顔が見え相手の役に立っているのが直に感じられたりするともう嬉しくなります。それは、住宅以外の規模の大きな建築ではなかなか味わえない醍醐味なのです。
今からおよそ20年前、JIA北海道支部に住宅部会がスタートし初代の代表世話人を、私がすることになりました。今回の模型展は、JIA北海道支部住宅部会が中心となり全国の住宅部会に呼びかけて実現した住宅1/100模型展です。
今日まで多くのクライアントに出会えた幸せに感謝しつつ、明日からも素敵なクライアントに出会えるのを楽しみにしています。
■開催期間は8月31日から9月8日正午
■場所は札幌市中央区の地下歩行空間(北4~3条広場)
今からおよそ20年前、JIA北海道支部に住宅部会がスタートし初代の代表世話人を、私がすることになりました。今回の模型展は、JIA北海道支部住宅部会が中心となり全国の住宅部会に呼びかけて実現した住宅1/100模型展です。
今日まで多くのクライアントに出会えた幸せに感謝しつつ、明日からも素敵なクライアントに出会えるのを楽しみにしています。
■開催期間は8月31日から9月8日正午
■場所は札幌市中央区の地下歩行空間(北4~3条広場)
木曜日, 8月 22, 2013
イチローの4000本
日曜日, 8月 18, 2013
MOMAの先割れスプーン
50年前の先割れスプーンの発見?から数日たって、MOMA(ニューヨーク近代美術館)のオンラインショップになんと全く類似のRAMEN SPOON+FORKなるものがあった。お盆休み(オンラインショップは日本の企業なのです)中も受付します、というので早速注文しておいた。それが今朝、届いた。
サイズは大きめだがデザインはそっくりそのまま。ラーメンは大好きなのだが、通というほどではないので全く知らないが、スガキヤという有名店で使っているものだそうだ。うまく箸を扱えない人のために考案されたユニバーサルデザインの製品である。ただし、熱伝導の良いステンレスなので熱いスープは気を付けないと舌を火傷していまいそうだが、シンプルでどことなくとぼけた味わいのあるデザインだ。
デザイナーは、タカハシ マサミ、スガキヤとノリタケの共同開発とある。
サイズは大きめだがデザインはそっくりそのまま。ラーメンは大好きなのだが、通というほどではないので全く知らないが、スガキヤという有名店で使っているものだそうだ。うまく箸を扱えない人のために考案されたユニバーサルデザインの製品である。ただし、熱伝導の良いステンレスなので熱いスープは気を付けないと舌を火傷していまいそうだが、シンプルでどことなくとぼけた味わいのあるデザインだ。
デザイナーは、タカハシ マサミ、スガキヤとノリタケの共同開発とある。
左は50年前のアルミ製のもの、右がMOMAのRAMEN SPOON+FORK |
木曜日, 8月 15, 2013
50年前の先割れスプーン
お盆休み。年老いた母と昔のアルバムをめくりながら思い出話に花を咲かせていた時に、昔のモノだという先割れスプーンが出てきた。聞けばかれこれ50年前のシロモノ。アルミの1ミリ程の板で作ったもので長さは12.5cm、ティースプーン程度のサイズだ。これが、なかなかいい形をしている。フォークとスプーンが一体化したいわゆる「先割れスプーン」なのだ。これで、缶詰のミカンを食べた遠い記憶がある。実をフォークで刺し同時に甘いシロップも飲めた。握力の無い子供の頃の私にとって、軽く持ちやすく便利な道具だった。
火曜日, 7月 30, 2013
ダリ版画展
水曜日, 7月 24, 2013
「JIA旭川スクール6」のご案内
今週末26日(金)旭川市内にある東海大学旭川キャンパスにて講演会をいたします。講師は、東海大学の大矢二郎先生と私・山之内裕一が努めます。38年前に偶然立ち寄ったバングラデシュ・ダッカ、建設中であった国会議事堂を見学したときの今となっては貴重な写真をお見せしながら、カーンとはどんな建築家なのか、今なぜカーンなのか、私はその時何を見たのか、などなど少ない時間ながら話してみたいと思っています。私が撮ったカラースライドがほとんどですが、一緒にダッカに行った友人の狩谷茂夫君からも写真を数枚提供してもらいました。私の写真と共に使用しますが、モノクロームの迫力ある写真が実に素晴らしいです。当時の様子を生々しく伝えています。
講演会 :7月26日(金)18:30~
場 所:東海大学旭川キャンパス松前記念図書館コレクション室
入 場:無料
場 所:東海大学旭川キャンパス松前記念図書館コレクション室
入 場:無料
土曜日, 7月 06, 2013
私のルイスカーン#5
今月26日に、旭川東海大学でルイスカーンの建築について、むかし撮った写真を見ながら見学体験談を話すことになった。当日は、東海大学の大矢二郎先生がキンベル美術館とソーク研究所、私がバングラデシュ国会議事堂とエクセター図書館を担当する。エクセター図書館は、2003年10月に米国への調査旅行の際に立ち寄った。明治期の北海道の住宅が北米の強い影響を受けているという駒木定正さんの研究をサポートする調査旅行だった。ボストンでの半日の空き時間に、同行の中渡憲彦さんに運転をお任せして、高速道路をひた走り目的地を目指した。運よく道に迷わず図書館にたどり着くことができたが、見学時間は限られていて文字通りのかけ足見学だった。
じっくり、空間を味わうといったことや気になる寸法を計測するといった時間はなかった。
今回、バングラデシュ国会議事堂と比較することで、さまざまな興味ある共通点が見えてきた。26日のプレゼンでは、今回整理することで見えてきたそのあたりの話をしてみたいと思っている。
じっくり、空間を味わうといったことや気になる寸法を計測するといった時間はなかった。
今回、バングラデシュ国会議事堂と比較することで、さまざまな興味ある共通点が見えてきた。26日のプレゼンでは、今回整理することで見えてきたそのあたりの話をしてみたいと思っている。
月曜日, 7月 01, 2013
私のルイスカーン#4
カタチの不思議にとりつかれたように、正方形、円形、三角形の本をつくったブルーノムナーリのことを知ったのは、バングラデシュでルイス・カーンの強烈な洗礼を受けた直後だった。そして、円形建築という分野を開拓した坂本鹿名夫という建築家の名前に出会ったのもちょうどその頃だ。東京都小金井市の公会堂は坂本鹿名夫の設計になる。以前、隣接の図書館で彼の作品集を読んだことがあるのだが、B・フラーとの出会いなど円形建築への熱い想いが伝わってくるものだった。ごく最近では、アップル本社(設計:ノーマンフォスター)計画案の見事な円形デザインが記憶に新しい。
時代を超えて、地域を超えて、文化を超えてカタチの不思議は私たちの前に立ち現れる。
時代を超えて、地域を超えて、文化を超えてカタチの不思議は私たちの前に立ち現れる。
1975年撮影、バングラデシュ国会議事堂東ウイング議員宿舎棟ベランダの円形開口(設計:ルイス・カーン) |
金曜日, 6月 28, 2013
私のルイスカーン#3
学生時代に建築の授業で洋書を翻訳する時間があった。配布されたプリントには、建築物の荷重を垂直に地面へ伝えるアーチの仕組みや考え方について書いてあった。その時私は、構造を数式や図などに頼らず言葉だけで表現できることに、新鮮な驚きを感じた。ルイスカーンは建築を語る。その言葉通りにレンガ建築は、開口部にアーチを用い、どのように小さな開口部でも徹底的にアーチが繰り返されている。正方形開口部は水平アーチ、正円開口部は上下の半円アーチを組み合わせている。写真で2階建ての正円アーチをよく観察すると、最も荷重を負担する1階下半分は3重アーチになっているのが分かる。1階の正円開口は2階のそれよりふた回り程度小さい。また、プレキャストコンクリートのタイビームが見える、これはアーチのレンガと組み合わされて柱梁構造のような繊細さを開口部に与えている。開口部は上の階ほど大きく、逆に壁面積は下の方ほど大きい構造理念が視覚化されている。
1975年撮影、バングラデシュ国会議事堂議員宿舎棟(設計:ルイス・カーン) |
木曜日, 6月 27, 2013
私のルイスカーン#2
スライドポジフィルムからJPEGデータに作り直して行く作業は、手持ちの古いスキャナーで十分だった。ばらばらに詰め込まれたフィルムを撮影順に並べ替えて、当時の記憶を引きだしながら当日どのような経路をたどったのかを推理する作業は、楽しい。向けられた被写体が私自身の興味のありかを示している。レンガ造の議員宿舎や大臣宿舎を見学しながら、中央にあるコンクリートの議事堂を早く見たいという気持ちでいるのだ。シリンダーやキューブの積み木のような姿は、ファティプルシクリの有機的な赤砂岩建築や、ジャンタルマンタルの幾何学的な日時計建築を見たとき同様の驚きがあった。そのうえ、建設中なのだ。建築現場には、出来上がった後の洗練された姿にはない迫力があるものだ。それにしても、この白大理石の目地はどういう意味があるのだろう。地元の人たちが着ているサリーの布の縁取りのようにも、羊や牛から樹木を守るための竹で編んだ籠のようにも見えた。地と図の関係のように、強く意味を発している目地は現場作業ではコンクリートの打継の印でもあっただろう。図面上で推測すると、目地は1.5m程度の間隔に入っている。
丁度仕上がりの良いコンクリートが打てる高さでもある。レンガが職人の手になじむサイズになっているのと同様に、この目地は1回のコンクリート打設になじむサイズを示している。それを、30数段積んでいる、まさにこれは視覚的に組積造を表現していると言っていいのではないか。
丁度仕上がりの良いコンクリートが打てる高さでもある。レンガが職人の手になじむサイズになっているのと同様に、この目地は1回のコンクリート打設になじむサイズを示している。それを、30数段積んでいる、まさにこれは視覚的に組積造を表現していると言っていいのではないか。
1975年撮影 バングラデシュ国会議事堂南面モスク入口(設計:ルイスカーン) |
水曜日, 6月 26, 2013
私のルイスカーン
JIA旭川の軽部さんからお誘いがあって、7月末に東海大学旭川校で「私のルイスカーン」というシンポジウムにパネラーとして参加することになった。大先輩で本職の大矢二郎先生がもう一人のパネラーということで、私は数少ない体験を語れば良いのだと気楽に構えている。カーン没後の翌年1975年にインド・ネパール旅行の機会があり、たまたまビザなしで3日間のバングラデシュ行きを決行した。ルイスカーンのダッカ国会議事堂が見たいと、それが街の一体どこにあるのか果たして見学できるのかさえ全く知らない行き当たりばったりの旅だった。空港に降り立つと何と目の前に建設中の国会議事堂が見えているではないか!早速、全くのアポなし地図なし予備知識なしの突撃建築見学が始まった。ちょうどその日は、私の24歳の誕生日でもあった。
シンポジウムでは、その時撮影したスライド写真を見ながら「ダッカの3日間」を語りたいと考えています。「私のルイスカーン」は、工藤国雄氏の名著のタイトル。今回は出版ではないもののご本人の了解を得たいと思い、名工大時代から工藤氏と親交のある友人の建築家・山田茂樹氏に問い合わせたところ、そんなことを気にする人ではないという。ならば、有難くそのまま勝手に使わせていただくことにしています。
シンポジウムでは、その時撮影したスライド写真を見ながら「ダッカの3日間」を語りたいと考えています。「私のルイスカーン」は、工藤国雄氏の名著のタイトル。今回は出版ではないもののご本人の了解を得たいと思い、名工大時代から工藤氏と親交のある友人の建築家・山田茂樹氏に問い合わせたところ、そんなことを気にする人ではないという。ならば、有難くそのまま勝手に使わせていただくことにしています。
1975年撮影、バングラデシュ国会議事堂正面(設計:ルイス・カーン) |
土曜日, 6月 22, 2013
CBの現場
木曜日, 6月 06, 2013
6月
6月も第二週の後半、北国札幌にも初夏の訪れを感じます。自然も人も一気に全開モードに突入という、今までゆったりと流れていた時間がうそのように、急速に凝縮されるような季節になりました。
と思っていたら、バルセロナのレストラン「クワトロ・ガッツ」のコーヒーカップが届いた。なんとBS日テレの旅番組「旅の窓から」バルセロナ編の視聴者プレゼントの当たったのです。ガウディの一番弟子ジュジョールの設計した建物が現在カフェとして営業しているという情報だった。今度バルセロナに行く機会があれば、ピカソの愛したクワトロ・ガッツとともに訪れてみたい、そう思いながらしばし時間を忘れる。
と思っていたら、バルセロナのレストラン「クワトロ・ガッツ」のコーヒーカップが届いた。なんとBS日テレの旅番組「旅の窓から」バルセロナ編の視聴者プレゼントの当たったのです。ガウディの一番弟子ジュジョールの設計した建物が現在カフェとして営業しているという情報だった。今度バルセロナに行く機会があれば、ピカソの愛したクワトロ・ガッツとともに訪れてみたい、そう思いながらしばし時間を忘れる。
木曜日, 5月 30, 2013
現場2013
水曜日, 5月 22, 2013
建築家パネル展開催中
建築家カタログ第5集の発行記念のパネル展が、紀伊國屋書店札幌本店2階ギャラリースペースで5月23日(木)午後6時まで開催されています。
イス席も用意されています。
建築家カタログは、第一集が2002年に発行された。コマーシャリズムにふさわしい建築家カタログというネーミングは、関西からのもの。1992年にスタートした住宅部会(JIA北海道支部)の自前の出版活動として位置づけられた。建築家が社会に必要とされる職能として、一般の人々と私たち専門家のコミュニケーションを目的にした活動である。その意味で建築家らしさがどう伝わっているのか、大いに気になるところである。
イス席も用意されています。
建築家カタログは、第一集が2002年に発行された。コマーシャリズムにふさわしい建築家カタログというネーミングは、関西からのもの。1992年にスタートした住宅部会(JIA北海道支部)の自前の出版活動として位置づけられた。建築家が社会に必要とされる職能として、一般の人々と私たち専門家のコミュニケーションを目的にした活動である。その意味で建築家らしさがどう伝わっているのか、大いに気になるところである。
日曜日, 5月 12, 2013
地鎮祭~小屋群住居#2
11日、小雨模様のなか札幌市内で地鎮祭がおこなわれた。昨年に引き続きコンクリートブロックの住宅です。独立した車庫と住宅を渡り廊下でつなぐ「小屋群住居シリーズ」。今回は、360度どの角度からも眺められる島のような敷地が与えられた。
小屋群住居~住宅と車庫が中庭を介してつながっている。
火曜日, 5月 07, 2013
建築家カタログ第5集
先月末に発行された「建築家カタログ第5集」の紹介です。建築家カタログは、日本建築家協会(JIA)近畿・東海支部住宅部会が1990年代に発行したのが始まりです。北海道では2002年に第1集が出て、以来数年毎に発行されてきました。一人でも多くの方に建築家のつくる住宅の良さを知ってもらい、住宅は何はともあれ建築家に相談しようという流れをつくるのが私たちの願いです。
私も、今年完成したばかりの一番新しい住宅を掲載しています。是非、手に取ってご覧ください。
1974年に発行された「都市住宅別冊・住宅第6集」(鹿島出版会)を書棚の隅から引っ張り出しました。昨日のことです。あるページに「シリンダー381」の設計者・村口昌之さんが~1974年3月14日午後、室蘭工業大学建築工学科の泉清人助教授とその学生10名が見学に来た~とコメントを残しています。卒業式までの間に首都圏の建築を見て回ろうと企画した見学旅行で、私は10名の学生の中の一人。とにかく建築を見て回るのがとても楽しかった記憶があります。以来40年、建築を見てもらう側にシフトした現在、建築の楽しさを一人でも多くの方に感応してもらいたいと思っています。
私も、今年完成したばかりの一番新しい住宅を掲載しています。是非、手に取ってご覧ください。
1974年に発行された「都市住宅別冊・住宅第6集」(鹿島出版会)を書棚の隅から引っ張り出しました。昨日のことです。あるページに「シリンダー381」の設計者・村口昌之さんが~1974年3月14日午後、室蘭工業大学建築工学科の泉清人助教授とその学生10名が見学に来た~とコメントを残しています。卒業式までの間に首都圏の建築を見て回ろうと企画した見学旅行で、私は10名の学生の中の一人。とにかく建築を見て回るのがとても楽しかった記憶があります。以来40年、建築を見てもらう側にシフトした現在、建築の楽しさを一人でも多くの方に感応してもらいたいと思っています。
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