HONDAがEVを中止したと聞いたときは正直耳を疑ったが、昨日、最寄りのディーラー・ショールームで小型EVにお目にかかった。どうやら大きな戦略はやめたものの、身近に泥臭くという方針転換のようだ。それはそうだ、ガソリン代と電気代を単純比較してもEVのメリットはあるのだし、EV化の流れは不可逆的だとまで言っていたのだから。今までの未来的デザインを期待した向きには拍子抜けだが、実用車としてはこれもありかと思う。住宅とのあいだで蓄電池として利用するなど、V2Hとして機能するかは聞かずじまいだった。
北海道の建築家・山之内裕一の住まいづくりブログです。地域の歴史や風土の記憶を大切に住まいをつくります。どなたでもお気軽にご相談を。
HONDAがEVを中止したと聞いたときは正直耳を疑ったが、昨日、最寄りのディーラー・ショールームで小型EVにお目にかかった。どうやら大きな戦略はやめたものの、身近に泥臭くという方針転換のようだ。それはそうだ、ガソリン代と電気代を単純比較してもEVのメリットはあるのだし、EV化の流れは不可逆的だとまで言っていたのだから。今までの未来的デザインを期待した向きには拍子抜けだが、実用車としてはこれもありかと思う。住宅とのあいだで蓄電池として利用するなど、V2Hとして機能するかは聞かずじまいだった。
CB造住宅はエコ建築 1973年10月のある日、担当の教官から「ケント紙は確保してあるので、心配ないですからね」と声をかけられた。半世紀以上も前のことだが、今でも鮮明に思い出す。当時、私は建築学科の4年生で、ケント紙に手書きした図面を提出する卒業設計の準備中だった。ちまたでは生活必需品が店頭から消え、後に第一次オイルショックと言われる出来事が起こっていたのだ。それを契機に、建築ではいち早く省エネルギーが叫ばれ、外断熱工法や地産地消といった地域資源の循環を促す取り組みが注目された。北海道のコンクリートブロック造住宅は、戦後に始まる開発の歴史があり、蓄熱性と気密性に優れ、木造気密構法の出現以前から地域の自然条件と社会条件に適応した「エコ建築」として高く評価されている。それから50年後の現在、省エネ建築としてだけではなく、持続性のあるエコ建築としての価値が求められている。当時の記憶で曖昧だが、チェコ系米国人建築家のジョン・ヘイダックがEGG→EGO→ECO→ECOLOGY/ECONOMYという示唆に富む誌的なドローイング(ヘイダック・ファブリケーションズ)を当時のDOMUS誌に掲載していた。改めて「エコ建築とは、何か?」という問いに対して、私は、作り続けることのできる建築のことだと思う。コンクリートブロック住宅もそうありたい。(山之内裕一/山之内建築研究所)
私の文章による業界紙・週刊ブロック通信・コラム「ブロック造住宅の系譜」の3か月分をまとめて掲載します。
1月25日の日曜美術館「忘れ去られた彼女たち~知られざる前衛との遭遇」は、興味深く観た。初めて知ることができた人たちのなかで、思いがけず彫刻家・多田美波さんが紹介された。1980年頃に川崎駅前東口広場のプロジェクトでお世話になり、その後は、お会いすることはなかった。帝国ホテルの壁面造形は写真でしか知らないが、圧巻。建替え計画が発表されている新帝国ホテルではどのように継承されるのだろうか。
2026年も今日で5週目に入りました。札幌の1月26日は記録的な大雪です。除雪作業が一段落して今年最初の投稿となりました。1月1日号はカラー版だということもあり記憶に残る写真を選んでいます。現在進めている「70年代から90年代の北海道におけるCB造住宅の変遷と建築家との関係についての論考」の出発点となった自邸にまつわる話題です。
週刊ブロック通信11月17日「ブロック造住宅の系譜」の紹介です。10年前に初めて意識的に試みた分棟型住宅「小屋群住居」のコンクリートブロック躯体と外装材を区別して用いました。構造躯体はコンクリートブロックですが、外観の外装材は木板です。外断熱工法は内部に蓄熱体があることが基本ですから、蓄熱体としての構造材と外装材の仕上素材を分けて考えることができます。そうすることで外装材の素材選択の幅が増え、デザインの多様性につながります。そのうえコストを抑える事や維持管理を考えたデザインが可能になります。そうすることで予算に合わせた「手頃な住宅」が入手可能になる、そのような取り組みを紹介しています。
修理後の浦河教会椅子~座面の下に聖書置場