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火曜日, 1月 27, 2026

TV「日曜美術館」より

 

1月25日の日曜美術館「忘れ去られた彼女たち~知られざる前衛との遭遇」は、興味深く観た。初めて知ることができた人たちのなかで、思いがけず彫刻家・多田美波さんが紹介された。1980年頃に川崎駅前東口広場のプロジェクトでお世話になり、その後は、お会いすることはなかった。帝国ホテルの壁面造形は写真でしか知らないが、圧巻。建替え計画が発表されている新帝国ホテルではどのように継承されるのだろうか。


月曜日, 1月 26, 2026

週刊ブロック通信1月1日号に寄稿しています

 2026年も今日で5週目に入りました。札幌の1月26日は記録的な大雪です。除雪作業が一段落して今年最初の投稿となりました。1月1日号はカラー版だということもあり記憶に残る写真を選んでいます。現在進めている「70年代から90年代の北海道におけるCB造住宅の変遷と建築家との関係についての論考」の出発点となった自邸にまつわる話題です。


月曜日, 11月 17, 2025

手頃な住宅

 週刊ブロック通信11月17日「ブロック造住宅の系譜」の紹介です。10年前に初めて意識的に試みた分棟型住宅「小屋群住居」のコンクリートブロック躯体と外装材を区別して用いました。構造躯体はコンクリートブロックですが、外観の外装材は木板です。外断熱工法は内部に蓄熱体があることが基本ですから、蓄熱体としての構造材と外装材の仕上素材を分けて考えることができます。そうすることで外装材の素材選択の幅が増え、デザインの多様性につながります。そのうえコストを抑える事や維持管理を考えたデザインが可能になります。そうすることで予算に合わせた「手頃な住宅」が入手可能になる、そのような取り組みを紹介しています。



月曜日, 10月 27, 2025

三太郎アトリエと椅子修理

修理後の浦河教会椅子~座面の下に聖書置場
三太郎アトリエに依頼しておいた椅子の修理ができたので、先日受け取りに行った。数年前に納入した浦河教会の椅子で、使い方を誤って背もたれ部分を壊してしまった。幸い他に損傷が見受けれらず、背もたれ部材の交換のみで済んだ。紅葉が始まっている山を背にして、小別沢の三太郎アトリエはいつもの静けさが漂う。ここもまた札幌市内。


  修理前~背もたれ部が破損していた

火曜日, 10月 21, 2025

住宅の通りと広場

今月の週刊ブロック通信への投稿です。私は、北国住宅の居間は通りや広場のようにありたい、との想いがあります。最新の竣工写真の一枚を眺めていると、ふと好きな絵画が連想されました。今回はそのことに触れています。デ・キリコの輪回し少女の絵といえば、気が付く方も多いでしょう。「通りの神秘と憂愁」という題名で、漠然とした不安や期待などが込められていると評されています。アルド・ロッシなどイタリアの建築家に大きな影響を与えた画家です。だからどうなんだと思いつつ、似ているものは本質を共有する「相似律」という松岡正剛が唱えた仮説に共感を覚えふと声に出してしまうのです。

月曜日, 10月 06, 2025

帯広最古の建築(現存する)

昨日は帯広。現存する帯広最古の建築でレンガ造、緑が丘公園内にある十勝監獄石油庫を見た。瓦葺だがフランス積みで窓上は水平アーチ、入り口はボールト、コーナーは焼き過ぎレンガで意匠性と強度を高めている。帰りのJR列車が30数分遅れたのは新夕張駅手前で鹿と接触したためという今年の北海道ならではのオチがついた日帰り出張でした。

水曜日, 9月 17, 2025

エレベーターホールのフカシ壁

札幌市内南区の既存住宅にエレベーターを増築する工事が完了に近づいている。あえて450mm程度のフカシ壁(背後に空洞を持つ壁)を設け、壁幅はエレベーター扉枠同様の930mmに限定した。手摺が無くても両手を広げると壁に触れられる、転倒防止に役立つスケール感を求めた。さらに天井高さは2m強に抑えている。エレベーター室内から既存住宅へ連続するシンプルで無駄のない接合部を意図した。

日曜日, 9月 07, 2025

地球に生きるコンクリートブロック2重積住宅

秋田の西方里見さんがフェイスブックで教えてくれたのだが、住宅特集9月号「建築家の自邸」特集で、そのなかの特集記事「建築家自邸学」になにやら載っている。九州大学岩元真明研究室の調査研究を元に、1985年以降の新建築・住宅特集に掲載された400余の住宅を分析した記事だ。5つの主題ごとに10作品程度がまとめられて、3番目の主題「地球と生きる」で私の自邸「SHINKOTONI HOUSING」が一例として写真付きで掲載されている。なんと同じくくりで秋田の西方さんの自邸と仲良く並んでいる。「SHINKOTONI HOUSING」は今年の12月で竣工40年を数える。積雪寒冷地北海道には先輩建築家住宅が数多くあるなかで、個性あるコンクリートブロック二重積ということで取り上げられたのだろう。現在、北海道のコンクリートブロック住宅の研究・考察をしていることもあり、とても興味を持った。

木曜日, 8月 28, 2025

超小集電

週刊ブロック通信の8月コラムでは、年老いた住まい手の移動を助ける住宅用エレベーターの設置工事をレポートしています。組立の前に、エレベーターのひとつひとつの構成部品を今回初めて見ることができた。運転時の電気代が少し気になるところだ。そう考えていたら、今回号の一面で掲載されている「超小集電」という聞きなれない言葉が気になった。コンクリート製品の紹介記事で、照明が組み込まれた新製品ということらしい。土中に差し込んだ電極で生じる微弱電流を昼間に蓄電し、夜間は照明として利用する擁壁ブロックだという。太陽が出ていなくても、送電網がなくても発電可能なオフグリッドだというのが泣かせる。

水曜日, 8月 27, 2025

住宅用エレベーター増築現場レポート

札幌市内で進行中の住宅用エレベーター増築現場では、いよいよエレベーター設置工事が始まろうとしています。