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火曜日, 5月 26, 2026

身近なEV

 


HONDAEVを中止したと聞いたときは正直耳を疑ったが、昨日、最寄りのディーラー・ショールームで小型EVにお目にかかった。どうやら大きな戦略はやめたものの、身近に泥臭くという方針転換のようだ。それはそうだ、ガソリン代と電気代を単純比較してもEVのメリットはあるのだし、EV化の流れは不可逆的だとまで言っていたのだから。今までの未来的デザインを期待した向きには拍子抜けだが、実用車としてはこれもありかと思う。住宅とのあいだで蓄電池として利用するなど、V2Hとして機能するかは聞かずじまいだった。

金曜日, 5月 22, 2026

5月の週刊ブロック通信~ブロック造住宅の系譜

 

CB造住宅はエコ建築   197310月のある日、担当の教官から「ケント紙は確保してあるので、心配ないですからね」と声をかけられた。半世紀以上も前のことだが、今でも鮮明に思い出す。当時、私は建築学科の4年生で、ケント紙に手書きした図面を提出する卒業設計の準備中だった。ちまたでは生活必需品が店頭から消え、後に第一次オイルショックと言われる出来事が起こっていたのだ。それを契機に、建築ではいち早く省エネルギーが叫ばれ、外断熱工法や地産地消といった地域資源の循環を促す取り組みが注目された。北海道のコンクリートブロック造住宅は、戦後に始まる開発の歴史があり、蓄熱性と気密性に優れ、木造気密構法の出現以前から地域の自然条件と社会条件に適応した「エコ建築」として高く評価されている。それから50年後の現在、省エネ建築としてだけではなく、持続性のあるエコ建築としての価値が求められている。当時の記憶で曖昧だが、チェコ系米国人建築家のジョン・ヘイダックがEGGEGOECOECOLOGY/ECONOMYという示唆に富む誌的なドローイング(ヘイダック・ファブリケーションズ)を当時のDOMUS誌に掲載していた。改めて「エコ建築とは、何か?」という問いに対して、私は、作り続けることのできる建築のことだと思う。コンクリートブロック住宅もそうありたい。(山之内裕一/山之内建築研究所)


金曜日, 5月 08, 2026

週刊ブロック通信のコラム~2月、3月、4月分掲載

 私の文章による業界紙・週刊ブロック通信・コラム「ブロック造住宅の系譜」の3か月分をまとめて掲載します。






2月号は、冬に季節にふと手に取る2冊の本についての雑感です。3月号は、セラミックブロック住宅見学の機会があったことから始まったセラミックブロック住宅再考です。最新の4月号は、私をふくめ北海道の建築家6名が関わったコンクリートブロックの構造と断熱の実際をまとめたものです。期間は1970年代から2000年代まで、特に私については構造構法・断熱工法の変遷を記しています。