住まいづくりYYAA
北海道の建築家・山之内裕一の住まいづくりブログです。地域の歴史や風土の記憶を大切に住まいをつくります。お気軽にご相談を。
木曜日, 8月 15, 2013
50年前の先割れスプーン
お盆休み。年老いた母と昔のアルバムをめくりながら思い出話に花を咲かせていた時に、昔のモノだという先割れスプーンが出てきた。聞けばかれこれ50年前のシロモノ。アルミの1ミリ程の板で作ったもので長さは12.5cm、ティースプーン程度のサイズだ。これが、なかなかいい形をしている。フォークとスプーンが一体化したいわゆる「先割れスプーン」なのだ。これで、缶詰のミカンを食べた遠い記憶がある。実をフォークで刺し同時に甘いシロップも飲めた。握力の無い子供の頃の私にとって、軽く持ちやすく便利な道具だった。
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