我が家の主暖房は、20年前に入手した小樽川辺石油製のポット式灯油ストーブで、ポットつまり寸胴鍋のような容器に注がれた灯油が過熱しガス化することで完全燃焼する仕組みだ。シンプルな機構と炎が見えるところが気に入って手放せない。かつては広く使われていたようで懐かしいと言いながら火のつけ方を教えてくれた客もいた。以前、小樽の北一ガラス店舗内にも設置されていた記憶があるのだが、とうに生産中止で部品交換はおろか修理もままならない。かろうじて分解清掃だけは隔年におこない現在に至っている。耐熱用に積んだコンクリートブロックが適度に蓄熱してネコの一番のお気に入りの場所になっている。
0 件のコメント:
コメントを投稿