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日曜日, 2月 10, 2008

建築家展終了


10日間におよぶ「JIA北海道支部建築家展」が本日終了した。興味ある講演会が多く、前半こそ都合で参加できなかったものの後半は毎日のように聴講。建築史家の越野武先生の講演は、とにかく作ったら壊されないようにすることが大切ということでサスティナブルをひらたく教えてくれた。時間が経つとやめる理由ばかりになるので思いついたらすぐに行動するのだという藤森照信先生の木と植物の話の講演は、場内抱腹絶倒で面白かった。
山之内が司会進行した「住宅セミナー①」は、私の未熟さも手伝い情報発信の難しさを痛感。ただ、会場に駆けつけていただいた多くの顔見知りの方たちに勇気付けられた。ありがたい。
小樽公園通教会の構造改修という私の展示については、いろいろな方に過分な評価をしていただいた。不遜ないいかたを許していただくと、私は生き生きとしたいわば体温をつたえることを考えていた。展覧会を建築の墓場にはしたくなかった。いま、構造改修プロジェクトを経験するなかで建築構造の美しさと社会に必要とされている意味合いを再発見している。
撤収を待つ間、折からの札幌雪祭り会場に足を伸ばしてみた。写真は、ジオデシックドームが美しいスターバックスの仮設店舗の風景。
ともあれ建築家展へ、多くの皆さんが来場され展示をご覧いただいたことに感謝です。

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