11日(金)、北海道立近代美術館講堂において、日本建築学会北海道支部が主催する第29回北海道建築作品発表会(建築フォーラム)が開催された。設計者自らが、住宅から公共施設まで近作を持ち寄り発表する北海道の建築動向を俯瞰するまたとない機会である。私は、その年の自分自身の設計の出来具合を客観的に確認する場として1990年の独立以来20年間、毎年1作品を発表し続けている。今年も「真駒内東町の家」を発表させていただいた。大変ありがたいことに、思いもかけず「真駒内東町の家」のクライアントが学生や同業者で埋め尽くされた客席へ来てくれた。私の建築デザインは1番ではなかったかもしれないが、こうした発表会に駆けつけてくれた私のクライアントはまぎれもなく1番である。
日曜日, 12月 13, 2009
火曜日, 12月 08, 2009
日曜日, 12月 06, 2009
火曜日, 12月 01, 2009
チャリティコンサート
日曜日, 11月 29, 2009
月曜日, 11月 23, 2009
枕木の土留
金曜日, 11月 20, 2009
木曜日, 11月 19, 2009
建築作品発表会2009
木曜日, 11月 12, 2009
北星学園大学での授業
11日、週一で通っている北星学園大学での授業があった。そもそも北星学園大学に建築学科は無い。私は文学部の心理応用コミュニケーション学科で、いわゆる座学の「空間コミュニケーション」を講じている。たまには手を動かそうという、きょうは演習日。一生に一度の経験となるのであろう学生たちに、スチレンボードとカッターを渡す。キャンパス内に建つ「フォーリー」を1/40縮尺模型で表現しようという課題である。
建築とは無縁の学生たちが、「フォーリー」という装置でキャンパス空間と嬉々として向き合う。
このキャンパスこそ北海道の建築家として私たち世代の父親的存在であった建築家・上遠野徹先生の仕事の一部なのです。その上遠野徹先生が9日(月)に85歳で亡くなられ、11日はお通夜。そのことを学生達に告げて、私はお通夜の席へ向かった。上遠野徹先生が構想された空間に若い学生達の声が満ちている。そのことを報告するために。
建築とは無縁の学生たちが、「フォーリー」という装置でキャンパス空間と嬉々として向き合う。
このキャンパスこそ北海道の建築家として私たち世代の父親的存在であった建築家・上遠野徹先生の仕事の一部なのです。その上遠野徹先生が9日(月)に85歳で亡くなられ、11日はお通夜。そのことを学生達に告げて、私はお通夜の席へ向かった。上遠野徹先生が構想された空間に若い学生達の声が満ちている。そのことを報告するために。
金曜日, 11月 06, 2009
木曜日, 11月 05, 2009
MVP
月曜日, 11月 02, 2009
金曜日, 10月 30, 2009
LED電球
旭川友の家別館ではLED電球を使用した。照明器具発注のデッドラインの7月前後にLED電球の発売がメーカー各社からあり、検討の結果採用することになった。
なにしろ定格寿命が4万時間もあるのだから、この先20年は球交換せずに済む計算だ。原設計に盛り込まれていた照明器具との相殺が原則であったため、最終的に一般用ソケット(レセップ)を天井に直付けするという実に味気ない照明となった。せめて子供たちのスペースだから、というので床用のコルクタイルを裏使いして動物を型抜きしたものを反射板とした。製作は、私と工事担当者と職人さんたち、そして本職のコルクタイル貼職人さんにも手伝っていただいた。彼は、コルク板は硬くコーティングされた表面からカッターの刃を入れると上手に切り取れることを無言で教えてくれた。
なにしろ定格寿命が4万時間もあるのだから、この先20年は球交換せずに済む計算だ。原設計に盛り込まれていた照明器具との相殺が原則であったため、最終的に一般用ソケット(レセップ)を天井に直付けするという実に味気ない照明となった。せめて子供たちのスペースだから、というので床用のコルクタイルを裏使いして動物を型抜きしたものを反射板とした。製作は、私と工事担当者と職人さんたち、そして本職のコルクタイル貼職人さんにも手伝っていただいた。彼は、コルク板は硬くコーティングされた表面からカッターの刃を入れると上手に切り取れることを無言で教えてくれた。
写真は、作業中の皆さん。少し楽しそう?そして我輩が切り抜いた猫である。
火曜日, 10月 27, 2009
火曜日, 10月 20, 2009
藤野の家
月曜日, 10月 19, 2009
火曜日, 10月 13, 2009
月曜日, 10月 12, 2009
金曜日, 9月 25, 2009
軟石
旭川友の家では外壁の一部に軟石を貼っている。24日、定例会議で向かった現場ではまさに施工中であった。軟石の選択については、地域に根ざした活動をしている友の家、それを支える建物としてどうしても地域の材料を使用したかった。旭川や美瑛に見られる軟石の魅力的な表情を見て、選択に迷いはなかった。
現場に入って旭川の工務店に調査をしてもらったところ、地元では生産していないという。解体した素材は時々出ることもあるというが、それとてあてにはできない。最終的に入手可能な北海道の軟石として、札幌の辻石材工業が生産をしているものを使った。いわゆる札幌軟石である。
札幌軟石は、大谷石と同じ凝灰岩である。既存の旭川友の家本館に大谷石が使われており、その対比も面白い。
札幌軟石は、大谷石と同じ凝灰岩である。既存の旭川友の家本館に大谷石が使われており、その対比も面白い。
火曜日, 9月 15, 2009
フィールドワーク
土曜日, 9月 12, 2009
エコカー
水曜日, 9月 09, 2009
現場追い込み中
火曜日, 9月 01, 2009
ランナー
木曜日, 8月 27, 2009
竪平葺き
月曜日, 8月 24, 2009
上棟式の馬頭琴
24日、旭川に向かった。旭川友の家現場が上棟を迎えた。クライアントに出来上がった骨組みを見ていただき、空間の骨格を感じていただく良い機会でもある。
地元の大学に留学中で、中国の内モンゴル自治区出身の学生さんが、民族衣装に身を包み「馬頭琴」を演奏してくれた。馬頭琴のライブ演奏は初めての体験だった。聞けば、宴会やお祝い事に弾く幸せを招く楽器だという。草原や山川、ラクダや馬、母親などモンゴル遊牧民の歴史を感じさせる、勇壮なイメージの楽曲を10数曲聴かせていただくことができた。あいにくの雨で室内演奏になってしまったが、さわやかな風が吹くテント張りの芝生の上で聴くことができたなら、どんなにか感動しただろう。
地元の大学に留学中で、中国の内モンゴル自治区出身の学生さんが、民族衣装に身を包み「馬頭琴」を演奏してくれた。馬頭琴のライブ演奏は初めての体験だった。聞けば、宴会やお祝い事に弾く幸せを招く楽器だという。草原や山川、ラクダや馬、母親などモンゴル遊牧民の歴史を感じさせる、勇壮なイメージの楽曲を10数曲聴かせていただくことができた。あいにくの雨で室内演奏になってしまったが、さわやかな風が吹くテント張りの芝生の上で聴くことができたなら、どんなにか感動しただろう。
土曜日, 8月 22, 2009
木曜日, 8月 20, 2009
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