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金曜日, 10月 13, 2006

SS式地盤調査


朝一番に、来春着工予定「西宮の沢の家」の地盤調査に立ち会う。いつものスウェーデン式サウンディング試験による地盤調査である。すでに近隣の地盤調査資料により、ある程度の目安は得ているものの、いまだかつて建築物が建った歴史がない場所であるから、念のために調査をしなければならない。写真は、自動回転式の装置である。従来の手回しによる方法に比較して作業は楽そうであるが、この方法の特徴であった「じゃりじゃり音がしましたから礫混じりの砂層です」というような、検査者の手や耳に伝わる振動や音からの経験分析が期待できそうもない。しかし、仕事の効率化や作業の均質化は当然でもあり、これから数値的な正確性を期待すればよいのだろうと思っている。

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