2日間にわたったTV「龍馬伝」の総集編を見終わって、今年のドラマだったとつくづく思った。演じた役者の所作はもちろんのこと、灯明や月明かり、海に反射する強烈な日光や夕陽、雨や嵐など印象的なシーンを映像と音で表現した優れたクリエーターの存在を思う。
そこで、今年の私のブログ「住まいづくりYYAA」の総集編です。これは、3日に一度のペースで年間通算121回のアップでした。月平均にすると10回。内容はと言えば、現場報告が48回、建築関連の話題が40回、その他日常の話題が33回でした。
現場報告で最も多かったのは、小樽祝津の茨木家番屋関連。その小樽の運河保存運動に尽力された峯山冨美さんが今月28日、96歳で亡くなられた。一昨年、小樽運河保存運動の功績で受賞された日本建築学会文化賞のお祝いの席でのお元気な姿が思い出されます。ご冥福をお祈りします。
金曜日, 12月 31, 2010
火曜日, 12月 14, 2010
バルセロナ建築展レポート1
日本建築家協会北海道支部とスペイン・バルセロナのカタルーニア建築家協会との交流建築展のため、先月(10月30日から11月8日まで)最初の週にバルセロナに行ってきました。当地の建築家との交流などがあり有意義な1週間でした。建築展はおよそ1ヶ月間、当地で開催され12月11日が最終日でした。
バルセロナと言えばガウディです。31年前、1979年3月に札幌で開催された「ガウディ展」を手伝って以来、私はいつか訪れたいと思っていたバルセロナでしたが、やっと念願がかないました。実際に体験したガウディ建築は、非常に手入れが良く明るく綺麗な印象でした。今回、私たちのツアーをサポートしていただいたスペイン在住30年のガウディ研究者で建築家の田中裕也さんたち後継者の努力の賜物です。建築家の魂が建築に宿り後継者に受け継がれている。そのような姿を見た思いです。
ガウディ建築を通して感じたことなど、今後レポートします。
ガウディ建築を通して感じたことなど、今後レポートします。
会場のCOAC(カタルーニア建築家協会本部)
現地の建築家との交流会
今回見学したガウディ建築主要7題
水曜日, 12月 08, 2010
灯りが点灯しています
8日(水)は、北星学園大学へ週一で通っている非常勤の日です。私が教えているのは、文学部心理応用コミュニケーション学科です。講義の目的は、誰もが感じていながら気づいていない空間との応答を、はっきりと気づかせ意識させ意味を理解すること。その結果として豊かな空間体験を多く持ってもらおうとするものです。今日は、小さな1/40模型を作る課題の講評でした。とにかく初めて模型を作る学生ばかり、あるいは一生に一度の出来事かもしれないのです。しかしどうでしょう。果敢に取り組みなかなかのものが出来上がりました。私はかのガウディも模型を作りながら現場を進めていた、と写真を使って説明したところ、一人の学生がガウディのように曲面を表現したかったのだけれどスチレンボードでは上手く表現できなかった、と言うではありませんか。学生のこころに空間の灯りが点灯しているのでしょう。立派に授業が成り立っていると確信した一瞬でした。
午後4時半、外は真っ暗です。キャンパス中庭にはこの季節大きなクリスマスツリーの灯りが点灯しています。早速iPhoneカメラで収めましたが、若干てぶれが幻想的か。
午後4時半、外は真っ暗です。キャンパス中庭にはこの季節大きなクリスマスツリーの灯りが点灯しています。早速iPhoneカメラで収めましたが、若干てぶれが幻想的か。
土曜日, 12月 04, 2010
プレカット工場製品検査
2日(木)午後、白老にあるプレカット工場へ製品検査に向かった。
今回の工場訪問の目的は、年間数百棟ものプレカット実績ある工場を視察すること、そしてストックヤードに積まれた現場納入製品を確認することだった。
昨日3日(金)は、北海道建築作品発表会があり、私は「山の手の家」を発表した。「発表会が終わった後の懇親会まで出席してはじめて作品発表会が終わる」という角支部長の言葉通り、私も懇親会で様々な方たちと楽しい時間を過した。
今回の工場訪問の目的は、年間数百棟ものプレカット実績ある工場を視察すること、そしてストックヤードに積まれた現場納入製品を確認することだった。
昨日3日(金)は、北海道建築作品発表会があり、私は「山の手の家」を発表した。「発表会が終わった後の懇親会まで出席してはじめて作品発表会が終わる」という角支部長の言葉通り、私も懇親会で様々な方たちと楽しい時間を過した。
火曜日, 11月 30, 2010
北海道建築作品発表会
12月3日(金)午前11時から午後4時30分まで、北海道立近代美術館講堂にて「北海道建築作品発表会」があります。参加者には建築関係者や学生などが多く、専門的な発表会ですがどなたでも参加できますし入場無料です。今年は、30回目の節目の会になります。私も「山の手の家」を発表します。
月曜日, 11月 29, 2010
Xmas ShowWindow
29日朝、あたりは一面白い雪に覆われています。昨晩から降り続けて10cmを超えています。
昨日、いつも無垢板フローリング等を供給していただいている江別市大麻(おおあさ)の「ウッドいのうえ」さんに行ってきました。店舗では家具やローソクや小物を展示販売しています。薪ストーブの柔らかい暖かさに包まれた店内は天井から吊るされた色とりどりのモビールがクリスマスの雰囲気を演出していました。ほっと一息つける、そんな空間です。
昨日、いつも無垢板フローリング等を供給していただいている江別市大麻(おおあさ)の「ウッドいのうえ」さんに行ってきました。店舗では家具やローソクや小物を展示販売しています。薪ストーブの柔らかい暖かさに包まれた店内は天井から吊るされた色とりどりのモビールがクリスマスの雰囲気を演出していました。ほっと一息つける、そんな空間です。
木曜日, 11月 25, 2010
1800mm高のコンクリート塀
1800mm高さのコンクリート塀が隣家との境をつくる
コンクリート打設作業中
25日、札幌市内手稲の住宅現場では、先週打設したコンクリート型枠を外すと、しっかりした打放しコンクリート壁が現れた。冬場の工事で気をもんでいるのだが、幸いに天候に恵まれ工程通りに進んでいる。近日中にプレカット工場へ行き木材加工の状況を確認する予定。
水曜日, 11月 10, 2010
水曜日, 10月 27, 2010
初雪
昨日、札幌市内では初雪が降りました。一夜明けた27日、朝の庭です。
数ヶ月前の、あんなに暑い夏が今は記憶のかなたにあります。これから、楽しい?冬の季節が到来します。北海道の住宅は、冬の季節が一番輝くのです。
数ヶ月前の、あんなに暑い夏が今は記憶のかなたにあります。これから、楽しい?冬の季節が到来します。北海道の住宅は、冬の季節が一番輝くのです。
木曜日, 10月 21, 2010
七条の平屋
札幌市中央区の「質素な家」改め「七条の平屋」が竣工した。家の価値は使用する材料の値段にあるのではなく、家全体の雰囲気や落ち着きにあるのだということを確認できた。質素な素材を駆使したローコスト住宅ではあるが、平屋という建て方が本質的なぜいたく感を引き出している。ということで、竣工を機会に本日からこう呼びます。
金曜日, 10月 15, 2010
インディアンサマーIndian Summer
月曜日, 10月 11, 2010
木曜日, 9月 30, 2010
秋の気配
「質素な家」現場はすっかり秋の気配。カラマツ羽目板外壁は、木漏れ日がすがすがしい。外壁の水切りを良くするために、サッシの外側に羽目板を貼った。サッシまわりの板厚が見えている。無垢板は厚みで存在感を主張できる。いつも付けているガルバリウム板金の水切役物は最小限とした。シンプルで無駄がない私の好きな納まりだ。
金曜日, 9月 24, 2010
健康維持と200×10
昨日、北区のNPO法人「ふまねっと」の様子を見に行った。
自力施工でファサードの木ルーバーを塗装してあった。快適に使用しているとのこと、ひとまず安心。ふまねっと運動は、高齢者の健康維持と地域の活性化を目的とした活動です。
今年はこれまでイチローについて書かなかった。それでも、いつ大記録が生まれるかは気にしていた。今朝のブルージェイズ戦で10年連続200本安打の快挙が達成されたのを、TV中継で見た。
かつて、世界の建築家を見てきたGAの二川幸夫氏が建築家のピークは15年間だと語っている。建築家との単純な比較は出来ないが、身体を極限まで駆使する運動選手が15年間以上にわたって最高に健康でピーク状態を維持していることが驚きだ。
自力施工でファサードの木ルーバーを塗装してあった。快適に使用しているとのこと、ひとまず安心。ふまねっと運動は、高齢者の健康維持と地域の活性化を目的とした活動です。
今年はこれまでイチローについて書かなかった。それでも、いつ大記録が生まれるかは気にしていた。今朝のブルージェイズ戦で10年連続200本安打の快挙が達成されたのを、TV中継で見た。
木曜日, 9月 23, 2010
非常勤講師(part-time teacher)
建築の7つ道具として紹介したスライド メモ帳、シャープペンシル、スケール、デジカメ、そしてiPhoneなど |
きのう22日から、後期の授業が始まった。北星大学文学部心理応用コミュニケーション学科で「空間コミュニケーション論」の講義だ。2003年の開講にあたって当時の主任教授から与えられたテーマを、私は普段仕事として関わっている住宅の空間論と関連付けて話している。初対面の学生さん達は若干緊張気味で、もっと建築を見たかったという講義後の意見があった。私も緊張していたのだろう、しゃべり過ぎだったかも知れない。来週は、話を控えめにしてたくさん建築を見せようと思う。「建築の7つ道具」として紹介したスライドの中に我がiPhoneがあるのはなぜ?という質問が学生からあった。なるほど、携帯電話としてだけなら他の機種でいい。しかし、私は実際PDFを持ち歩いたりでき便利なので、仕事に使えると言う意味で7つ道具に加えている。ちなみに、学生に尋ねたら50人ほどのクラスでiPhoneを使っているのは1人だけだった。
火曜日, 9月 21, 2010
支給品
見積外のものを現場に供給することを支給というのだが、手っ取り早くおこなうために私は自作をすることがある。昨日の休日を利用して、照明ボックスを3個作った。材料は、ストックしてあった合板である。日曜大工よろしくガレージで丸のこを使って木取りをしていると、きまって隣人に声をかけられるのも近所のコミュニケーションとなって楽しい。この程度のものなら、大工さんにお願いしても快く引き受けてくれるはずだが、ほどほどの手の感触を残したくて自作した。
水曜日, 9月 15, 2010
街なか彫刻
15日午後、札幌市の教育文化会館にて長期優良住宅の講習会に参加した。3時間に及ぶ詳細で丁寧な講習で、あっという間に時間が過ぎた。中ほどの休憩で外に出たときに志水晴児さんの湧水彫刻を久しぶりに眺めた。場所は札幌市中央区北1条西13丁目。大通り公園周辺には、30点以上の野外彫刻が点在しているという。
火曜日, 9月 14, 2010
建具工場
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