8日(水)は、北星学園大学へ週一で通っている非常勤の日です。私が教えているのは、文学部心理応用コミュニケーション学科です。講義の目的は、誰もが感じていながら気づいていない空間との応答を、はっきりと気づかせ意識させ意味を理解すること。その結果として豊かな空間体験を多く持ってもらおうとするものです。今日は、小さな1/40模型を作る課題の講評でした。とにかく初めて模型を作る学生ばかり、あるいは一生に一度の出来事かもしれないのです。しかしどうでしょう。果敢に取り組みなかなかのものが出来上がりました。私はかのガウディも模型を作りながら現場を進めていた、と写真を使って説明したところ、一人の学生がガウディのように曲面を表現したかったのだけれどスチレンボードでは上手く表現できなかった、と言うではありませんか。学生のこころに空間の灯りが点灯しているのでしょう。立派に授業が成り立っていると確信した一瞬でした。
午後4時半、外は真っ暗です。キャンパス中庭にはこの季節大きなクリスマスツリーの灯りが点灯しています。早速iPhoneカメラで収めましたが、若干てぶれが幻想的か。
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