今年も残るところあと2週間。非常勤で通っている北星学園大学からクリスマスカードが届いた。私が小学生だった頃、近くの教会の日曜学校へ通っていた。そこではゴールマンさんという神父さんがネイティブ英語で歌や単語を、名前は忘れたが制服を着た近くの工業高校の元気のよい学生さんが算数やトランプ遊びを教えてくれた。転勤族のクリスチャンでもない両親が私の学力を心配して塾代わりに通わせていたのだろう。同世代の子供たち10数名が仲間で、クリスマス会など小学校の学級とは一味違う楽しみがあった。小林先生と言う優しいシスターもいた。特にゴールマンさんの英語は、今でも耳に残っている。TENはテンです、ティエンではありません。QUESTIONはクエスションではありません、クエスチョンです。というのが口癖だった。私はクリスチャンではないが、この季節になるとなぜか想いだす。今から半世紀前の話。
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