住まいづくりYYAA
北海道の建築家・山之内裕一の住まいづくりブログです。地域の歴史や風土の記憶を大切に住まいをつくります。お気軽にご相談を。
金曜日, 6月 22, 2007
構造表現
「西宮の沢の家」では、居間のスパンを7.3メートル飛ばした。梁成330ミリ、梁幅60ミリのカラマツ集成木造梁を600ミリごとに配置したフラットな天井をつくっている。実は、ここにはちょっとした見えない工夫がしてある。スパン中央にH型鉄骨鋼を逆梁にしてカラマツ集成木造梁を吊り込み、屋根の荷重を支えるとともに、60ミリの角柱を中央に配置して鉛直荷重を負担させているのだ。ちなみに水平力は主に外壁に配した筋交いに負っている。
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