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月曜日, 7月 01, 2013

私のルイスカーン#4

カタチの不思議にとりつかれたように、正方形、円形、三角形の本をつくったブルーノムナーリのことを知ったのは、バングラデシュでルイス・カーンの強烈な洗礼を受けた直後だった。そして、円形建築という分野を開拓した坂本鹿名夫という建築家の名前に出会ったのもちょうどその頃だ。東京都小金井市の公会堂は坂本鹿名夫の設計になる。以前、隣接の図書館で彼の作品集を読んだことがあるのだが、B・フラーとの出会いなど円形建築への熱い想いが伝わってくるものだった。ごく最近では、アップル本社(設計:ノーマンフォスター)計画案の見事な円形デザインが記憶に新しい。
時代を超えて、地域を超えて、文化を超えてカタチの不思議は私たちの前に立ち現れる。
1975年撮影、バングラデシュ国会議事堂東ウイング議員宿舎棟ベランダの円形開口(設計:ルイス・カーン)

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