土曜日, 5月 29, 2010

住宅教室

「YYAA住宅教室・はじめての家」を5月30日(日)午後1:00から5:00まで4時間、開きます。コミュニケーションには、できるだけ「共通のことば」が必要ということを、最近いやというほど身にしみています。「はじめての家づくり」はどこから始めたらよいのでしょう。この問いに、答えることから始めたいと思います。

金曜日, 5月 28, 2010

庭(garden)

既存建物の解体に先立って敷地の庭にある既存樹木を剪定したので枝が山のようになった。


住宅に近接した土地を庭と言うのだそうだ。Garden=a plot of ground, usually near a house,…(iphone Dictionary.comより)カーポートとしての車庭。学校の校庭。家庭といえば意味が変わるか。石が庭を占める枯山水の石庭。朝倉彫塑館の水庭は素晴らしかった。素振りができる芝庭。箱庭というのも。建物の前後や上下そのうちにある中庭は魅力。などなど、戸建住宅の楽しみは庭にあるのかもしれない。
雨にうたれ緑鮮やかなYYAAの庭

水曜日, 5月 26, 2010

祭りのあと



昔聴いたよしだたくろうの歌ではないけれど、祭りのあとはけだるい疲れと寂しさが雲のように漂う。一夜明けて今日は雨が降り身もココロもクールダウンする。25日、午後雨の中を再び祝津へ向かった。山田留三棟梁のお孫さん御夫妻とのドラマチックな対面は、私にとって祭りの一番の出来事であった。そればかりかこの修復工事を巡る素晴らしい物語になっている。来月下旬の完成に向け、現場はいよいよ大詰めだ。

日曜日, 5月 23, 2010

タイムマシンに乗って

22、23日の両日、小樽祝津にしん祭りに参加した。今年で2回目となる祭りの主会場は、荒波がせまる砂浜の一画。好評の鰊串焼きサービスには市民の長蛇の列ができた。


祭りのボランティアスタッフによる「番屋めぐりツアー」の一環で、工事中の現場見学も行なわれた。私たちの調査時に発見された上棟時の棟札から当時の大工棟梁・山田留三氏が推定できている。今回は、なんとその山田留三棟梁のお孫さんが東京から駆けつけ「番屋めぐりツアー」に参加してくださったのだ。皆さんの笑顔が素敵だ。

棟札発見から今日に至るプロセスは、インターネット情報社会の背景なしに語れない。通信手段としてのメールやブログ、調査手段としてのgoogleなどのサーチエンジン、それらが結びついた成果だ。100年の時空を超えて孫世代の関係者が出会う。私も感動の対面が実現した。まさにタイムマシンの仕業と言っていい。
  
祝津漁港から番屋を望む

鰊と数の子の群来(くき)ソバ 

土曜日, 5月 22, 2010

鰊まつり前夜祭

21日、鰊まつり前夜祭という会合に出席するため夕方から小樽へ向かった。

会合の場所は、祝津三大網元のひとつ「白鳥家」の番屋、群来陣(くきじん)である。
その昔、鰊御殿で使用されていたお膳でいただいた。当時を再現した鰊料理だという。

今年で第2回目の「祝津鰊まつり」は、今日22(土)、明日23(日)の2日間開催されます。美味しいにしんが食べられます。駐車場も無料開放されます。工事中の「茨木家鰊番屋」も写真のような外観と土間部分を覗くことができます。是非お越し下さい。

金曜日, 5月 21, 2010

平屋

平屋の住宅設計を手がける機会が増えている。敷地をめいっぱい使う場合が多く、敷地面積に余裕が必要だ。例えば30坪の平屋建て住宅を、建蔽率40%の場所で建てるためには、75坪の敷地が必要になる計算だ。効率的な土地利用の観点からは都市部のド真中では贅沢な気もするが、敷地内に緑がたくさん残せるとあっては建築家たるもの平屋に味方したくなる。なんといっても広い北の大地には平屋がとてもよく似合う。写真は最新プロジェクトで、札幌の平屋住宅模型。

木曜日, 5月 20, 2010

地盤調査


20日午前、札幌市内の現在設計中の住宅建設予定地へ地盤調査の立会いに向かった。市街地で、参考にできる近隣周辺データが豊富にある場所。設計中の住宅は木造平屋だから、地盤への自重による影響は少ない。したがって、簡易なスウェーデン式サウンディング工法で地盤調査を依頼している。解体予定の既存住宅の前庭にある桜があいにくの雨にぬれながらも満開でした。作業員もしばし見とれていました。

月曜日, 5月 17, 2010

納屋と番屋

北海道産カラマツ下見板
明治の仕事に平成の仕事が隣り合う
屋根ステイルーフ

複雑なしかし魅力的な小屋組

小樽祝津の鰊番屋の下見板外壁が仕上がってきた。それにしても複雑な小屋組みを見るたびこの建築はどこから来たのだろうと思う。明治末期の建築と言われているのだが、実はこの建物の正確な建設年は特定されていない。納屋建築は、当時すでに札幌農学校の時計台などとともにあった。そして農業技術とともに米国から来たことがはっきりしている。他方、鰊漁とともに番屋建築は本州いわゆる内地から来た。そう考えるのが自然なのだが、どうもそう簡単に片付けたくない私は、現代建築家フランク・ゲーリーのダイナミックで美しい小屋組みと勝手に比較し、またチャールズ・ムーアのバーンスタイルなどとの類似性を考えたりしている。外来技術のトラスをくずした小屋組みに不思議な迫力を感じ、土着性や草の根建築などといったキーワードが頭をよぎる。

土曜日, 5月 15, 2010

YYAA建築相談


山之内建築研究所からのお知らせです。

以前から、不定期に開催していました事務所開放の2010年第一弾を明日おこないます。
明日16日(日)午前10時~15時まで、山之内建築研究所にて「YYAA建築相談会」いたします。
設計相談は無料ですのでお気軽にお越し下さい。
メール:yamanouchi@pop02.odn.ne.jpまたは電 話:011-761-1173で事前のご予約が必要です。

金曜日, 5月 14, 2010

NPO

とあるご縁で、NPO法人の拠点施設のリフォームをお手伝いすることになった。高齢者の運動能力を向上させ老化や介護の予防に役立てようという活動を支援しているNPO法人です。今日は早速、活動の様子を見学させていただいた。活動リーダー達のトレーニング風景です。どうやら、高齢者を引っ張ってゆくのも同じ高齢者、というあたりがミソらしい。私の役目は社会貢献というと大げさだけどその手助けにはなりそうだし、NPO法人から少なくとも私が学ぶところはたくさんありそうです。

木曜日, 5月 13, 2010

まだまだ桜

12日、BASE4メンバーの還暦祝いを円山にあるH建築事務所で花見を兼ねておこなった。小雨模様で肌寒い今日の札幌ですがまだまだ桜は見ごろ、けなげに咲く姿から私たちも元気をもらいましょう、という趣旨でもあった。

日曜日, 5月 09, 2010

近所にあるホームセンター駐車場の街路樹が健康な爪のような淡いピンクに色付いている。いつもは殺風景な駐車場もこのときばかりは華やかだ。雨模様の中、打合せからの帰路に桜が開花した風景に出会った。これからしばらくは札幌市内の各所で桜の見ごろとなる。

土曜日, 5月 08, 2010

クリスマスローズ

北国北海道の春は一気に訪れる。暖かい日が続いたGW連休、つい先日まで雪に埋もれていた自宅庭にもクリスマスローズが咲いている。寒さに強く日陰で咲く。

金曜日, 5月 07, 2010

フットプリント(footprint)

自称本の行商・大森書房の大森さんがGAなどの建築専門書を運んできてくれた。もうかれこれ30年以上の付き合いで打合せ室のテーブルの下には大森さん専用の灰皿が用意してある。いつも時間を忘れて話が尽きない。究極の対面販売としての行商には営利を超えたコミュニケーションの奥深さがある。そのようなわけで手にしたばかりの、GAJAPAN104号を斜め読みした感想を書こうと思った。書き始めて当代のトップランナー諸氏のスケールは、この小さな文章には収まらないことに気がついた。ひとつ、フットプリントという言葉が気になった。解説文中で敷地面積に対する建築の占有面積(つまり建築面積)の意味で使われ、footprint足跡・領域という直訳通り人間の営為が表される言葉だ。

なかなか含蓄ある言葉だと思った。個性的なフットプリントでプリツカー賞の栄誉に輝いたSANAAのご両人にひけをとらない(と私は考える)行商・大森書房のフットプリントに改めて感謝したい。

木曜日, 5月 06, 2010

居間の風景Ⅱ

キッチンから食卓へ続き居間全断面ほどのガラス開口を通し外部ウッドデッキに繋がっている。敷地が周囲から視線の影響を受けない高台にある場合の例である。


キッチンおよび食卓トップは面一(つらいち)。食卓の高さは700mm、キッチン高さ850mmは一部床面を150mm低くすることで確保している。

水曜日, 5月 05, 2010

居間の風景(view of room)

南側の庭に庇が伸び間口いっぱいの開口がある。東側にペレットストーブとTV、西側に二人掛けのソファがある。さほど広くはない居間だが、居心地は最高だ。今日は休日、朝からBS放送のMLB中継を楽しんでいる施主。


最近、私が思い描く居間の基本路線。定番仕様は、床と天井が北海道産の無垢板、壁は水性塗装、建具は木製断熱サッシだ。

月曜日, 5月 03, 2010

祝津のステイルーフ

落雪防止屋根工法という雪止めを兼ねたガルバリウム鋼板長尺葺き屋根である。小樽祝津鰊番屋の屋根工事では、20数メートルの長尺となった。現場までの道のりには3つのトンネルがあり、それを通過してこなければならなかった。事前にトレーラー運転手が下見をして慎重に運搬したという。ここにも現場のこだわりがある。