雪庇(せっぴ)は、一般的に建築では風下に向かって屋根から張り出した庇状の積雪をいうのだが、雪は融けるか落下するかしていつかは消えてしまうもの。だから、そのまま放っておいてよさそうなものだが、敷地に余裕がない場合は隣地への影響が気になるし、軒の出が少ない場合などは住宅自身の外壁を傷めてしまうのではないかと心配になる。私の場合はそうならないように注意を払い、外壁仕上等を吟味して設計しているのでほとんど問題がない。
写真は、昨年末に竣工した札幌市西区発寒の「KWH」の風下側の雪庇状態。ただし、屋根の断熱もしっかり効いていてツララもほとんどできていないので安心である。
昨日、新聞取材の立会いのために久しぶりに訪れた。施主のご家族は、とても満足されている。特にお子さん達には大好評のようで、「実は、おかあさん!家を買ってくれてありがとうと、5歳の息子に言われました」と、最大級のお褒めをいただいた。
写真は、昨年末に竣工した札幌市西区発寒の「KWH」の風下側の雪庇状態。ただし、屋根の断熱もしっかり効いていてツララもほとんどできていないので安心である。
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