クライアントの話では、堅牢な家、留守がちな共働きでも安心な家を求めたのは、1995年の阪神淡路大震災を教訓にしたからだという。以来25年が経過した。
そして2011年に発生した東日本大震災後は、電力需要を見直し、カーポート屋根上に太陽光パネルを取り付けてもいた。そうしたクライアントの想いを設計者の私が知ることになるのは、北海道胆振東部地震の2018年、数日間の大停電の教訓から「薪ストーブ」を検討したいとの相談が寄せられた時だった。
それから2年、水まわり設備などの改修工事と共に「薪ストーブ」が玄関ホールに取り付けられた。
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