週刊ブロック通信の連載最新記事、「ブロック住宅の系譜」が18日付けで発行されました。今回は、24年前に設計したブロック造住宅の改修計画についてのレポートです。暖房システムについて、当時と今の状況が異なり、現在は特にエネルギーとの向き合い方をきちんとしなければならない状況になっています。幸いにも住宅の断熱性能は現在も十分通用するレベルになっていますので、これから始まる改修計画は将来を見通した暖房システムの再構築をどうするかが最大のポイントになります。タイトルは、今年話題の著書「ファクトフルネス」を念頭に置いたものです。20年前の常識が今は通じない「事実に基づく世界の理解」の必要性が私のまわりにも例外なくありました。