定期連載している「ブロック造住宅の系譜」の最新版です。今回のテーマは「混構造と三角屋根」についてです。北海道には三角屋根コンクリートブロック住宅が盛んに建てられた過去の歴史があります。三角屋根を突き抜けてそびえる暖房用ストーブの集合煙突に、初めて北海道を訪れた友人が「まさしくこれは北海道の風景だ」と感嘆したものです。
当初から三角屋根は木造で、1階がコンクリートブロック造の混構造でした。時を経て、私たちが設計する住宅もまた同じ組み合わせの混構造になりました。構造やコスト、CO2排出量の環境負荷や施工効率、景観などから混構造をとらえ直してみたいと思います。
週間ブロック通信は、コンクリート製品の業界紙です。通常A4サイズ12ページ程度です。全国のコンクリート系建材メーカー、各地方自治体や県や道などの官公庁を読者層としています。
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