2004年から、少人数のUD(ユニバーサルデザイン)の研究会に参加している。ほぼ月一のペースで会合を重ねてきた。しかし、ここ1年ほどは休眠状態が続いている。数ヶ月前、関西の大学に転出した主要メンバーから出張講義の要請があった。なんと、「ユニバーサルデザインの住宅設計」というテーマで講義をしてほしいという。3週間後である。4週間後には、北星学園大学での後期授業が始まるから、たった1日の講義だけれど立派な前哨戦となるだろう。今回は医学部の保健医療学科での講義で、建築学科の学生相手ではないところが共通している。
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基壇のある側の全景 |
この建築は、車椅子が使えるだろうかといったことを最初に話題にしたいと思って、意地悪くも巨匠ミースのバルセロナパビリオンを眺めた。
実は、段差がない車寄せ側が正面なのだという記述があった。誰もが使えるようにきちんと考えられていることがわかって、脱帽している。ただしトイレはない。
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段差のないアプローチ |
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