最近、補強コンクリートブロック造の住宅がめっきり少なくなった。先日、北海道建築技術協会のメーソンリーエコ住宅研究委員会に出席した折、異口同音に同じ感想を聞くことができた。建築事例が減少したその大きな原因は、建設費が高いことにある。良いことは理解できても、高すぎて手が出ない。コストダウンさえできていれば、使えるのだ。そうした現実に目を向ける努力が足りなかったということだろう。今、施工サイドは手間を省く工夫で、もっと廉価にすることができると言う。倉庫みたいだという理由で、敬遠されているとは思えない。多様なデザイン展開がいくらでも期待できるからだ。今、ひところのように外断熱住宅のエースとしてブームになることを願っている。エコの時代だからこそ。
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