水曜日, 3月 28, 2012

バルセロナ・パビリオン

昨日は、ミースの生誕126周年。写真は201011月のバルセロナ・パビリオン。外観は、基壇、壁、屋根の三層構成。基壇は厚50mmのトラバーチン敷きで、高さ約1050mm。内部は目地込み2060mm×1030mmの大理石を3枚積みした厚さ170mmの壁で、天井高さは3100mm。彫刻のある池の深さは350mmで、水深260mm。手持ちのコンベックスで実測した。復元された建築だ。

月曜日, 3月 26, 2012

BASE4セミナー開催しました

24日(土)午後、札幌市内の「ちえりあ」において、私たち設計チームBASE4セミナー、建築家と考える「たおやかな住まいとは」を開催いたしました。当日は、あいにく雪が舞う空模様で3月下旬には珍しく寒い一日でしたが、長時間熱心に聴講していただいたみなさま、本当にありがとうございました。


4人が設計した住宅のそれぞれの編集画像を、松橋常世は、「静謐」(せいひつ)、國澤利光は「生き方」、平尾稔幸は「原形」、そして山之内裕一は「質素」をテーマに語りました。プロジェクターで映しながら。最後に、会場からいくつかの質問をいただけたことは収穫でした。人とのコミュニケーションはいつの場合も簡単ではないですが、また次のイベントではよろしくお願いします。

土曜日, 3月 17, 2012

BASE4セミナーを開催します

設計チームBASE4では、3月24日(土)午後1時30分より4時30分まで、住宅セミナーを開催します。ぜひお越し下さい。場所は、西区宮の沢1丁目1番地「ちえりあ」6階会議室です。参加は無料。ただし、人数把握のためメールまたはFAXでの事前登録をお願いしています。
 当初、私たち建築家(設計チームBASE4~松橋、國澤、平尾、山之内)自身が、還暦(60歳)前後の年齢であるため、同じ年齢層の高齢者を対象にしたセミナーをと考えていましたが、「住まいは年齢に関係なく考えるもの」との認識で、世代を超え思考できるよう「たおやかな住まい」とするテーマを設定しました。
 そして、「知っていながら害をなすな」という言葉があります。プロであれば当然分っている物の道理が、一般の方々は有効な情報がないために間違いを犯すことがあるものです。私たちは、30年以上の住宅設計経験のさまざまな取組みから、こうすれば劇的に素晴らしくなるという「建築の力」をセミナー参加の皆様にお伝えしたいと考えています。
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水曜日, 3月 14, 2012

残して育てる

コンクリートブロック造の危機について、考えています。昨年、北海道でのメーソンリー建築(コンクリートブロック造等)の着工件数が数件だという衝撃的事実を知って、いささか慌てました。なるほど近年、建築家仲間の住宅作品にコンクリートブロック造が登場しないはずです。
セラミックブロックを使った「岩見沢の家」
バルセロナで見学した高層オフィスビルZEROZERO(EMBA設計)
そしてまた今度は、かの北海道ノーザイ工業ではセラミックブロックの生産を中止したというのです。セラミックブロックは、レンガのように焼成した建築ブロックで北海道では農業施設や倉庫、交番や公園のトイレ、公営住宅や個人住宅などで盛んに用いられ地域の景観を形作ってきました。北海道では身の回りにあって、日常の風景になっている人たちも多いのではないでしょうか。素材がなければ工法もなくなります。同時に職人さんと技術もなくなってしまいます。欧州では、最先端の高層オフィスビルでさえ素焼きのレンガブロックで間仕切りを仕上ています。それを見たとき、技術を残すことで伝統と文化を守り育てていると思いました。
ZEROZERO内部のレンガブロックの間仕切と下地

木曜日, 3月 08, 2012

メーソンリー住宅

3月になり8日になりました。ここ数日、寒気がゆるみ車道のアスファルトが顔を出している。1週間前にはさらさらの雪が今はシャーベット状になりそして夜半には凍てつく。この繰り返しのうちに、春がすこし近づいてきています。


グレイの家正面
ここのところ、メーソンリー(組積造)の良さや現況の課題について考える機会がありました。メーソンリー(組積造)は、コンクリートブロック造やセラミックブロック造、レンガ造や石造のことなのですが、近年建設件数が激減しているのです。生物にたとえれば、すでに絶滅危惧の危険水域といったところでしょう。これではイカンと思うのは、私だけではありません。長年コンクリートブロックの自然素材然とした雰囲気を、時間に耐える素材としての素晴らしさを感じつつ設計してきたこの身としては、なんとしても状況の改善のために訴えていこうと思います。
グレイの家居間