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日曜日, 1月 28, 2024

冬のニセコ

昨日、冬のニセコを本当に久しぶりに訪れた。噂には聞いていたものの、ホントにゴンドラ乗り場近くでで日本語が聞こえない。私もドサンコなのでいちおう半世紀前にはヒラフもアンヌプリもカンダハで滑走、当時のゲレンデは関西弁をよく耳にした。そんな訳で、ヘルツォーク似のムア・ニセコや本邦初のパークハイアット・ニセコのLVポップアップショップ、長谷川豪さん設計のイコ・ニセコなどを見物して帰ってきた。

木曜日, 1月 18, 2024

座面を張り替えた椅子

 

椅子の名称が想いだせない!

40年以上前のフォールディングチェア。デンマーク製で椅子メーカーのコトブキが1970年代に取り扱っていた。完全なノックダウンシステム、ジョイント部の塩ビ素材が目新しく、同時に最大の弱点だが意外と丈夫。当時、いくつかのデザイン事務所で目にすることがあった。しかし、麻布製のオリジナル座面はすっかり伸び切りついに破れた。そこで昨年末、私の施主でもあるノーム工房(手稲)さんに相談、新しい樹脂素材座面に張り替えた。

月曜日, 1月 15, 2024

パストラルタウンが語るもの

週刊ブロック通信令和6年新春号は、「パストラルタウン美しが丘」を取り上げました。1980年代半ばに4人の建築家が挑戦した建売住宅群で、竣工後40年近くを経て、さらに個性豊かな街並みに成熟している。建築家と地域工務店がチームを組みモデル住宅を設計した「南幌町きた住まいるヴィレッジ(2018年)」の先駆け事例であり成功例でもある。1980年代当時の担当者の一人、建築家・圓山彬雄さんの承諾を得て「建築学会作品発表会作品集43(2023年)」に収録されたコメントを載せています。街や建築は時間のなかで成熟しあるいは老朽化し味わい深い空気感を醸成するものだから、なるべく維持保全するのが優先的選択肢という建築界ではごく当たり前の典型的実例。先日、今は無い北海道百年記念塔設計者「井口健さんを偲ぶ会」があった。2024年(令和6年)良い年になることを祈らずにはいられない。

 

金曜日, 1月 05, 2024

建築を彩る多田美波の造形・展

 INAXライブミュージアムで開催中の多田美波さんの建築関係の仕事にフォーカスした展覧会。「数十年前の模型を修理したり、アトリエの発掘調査のような半年でした。」と多田美波研究所・岩本八千代所長の案内状にある。私は40数年前に一度だけ多田美波さんと仕事をしたことがある。「鍵のかかる引出に入れて所員にも見せないの」と仰られた「スケッチ」も展示されているのだろうか。