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火曜日, 2月 22, 2022

建築は守り伝えるべき文化


今月の週刊ブロック通信に寄せて、ただいま大改修中の北海道庁旧本庁舎(通称:赤レンガ庁舎)で考えました。前回改修から50年が経過し、構造的な不安と機能的な不備を改善するための工事だそうです。驚くべきことに、過去には解体論もあったというのです。現在は国指定の重要文化財ですから、また札幌の街中に在って時計台や大通公園と並ぶ観光スポットとなっていますので、どれだけ維持費がかかろうと解体を考える人はいないでしょう。建築は守り伝えていく文化です。そのことをいま一度考えさせられる赤レンガ庁舎の大改修です。