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日曜日, 11月 29, 2009

入居後1ヶ月











28日、入居後1ヶ月を経過した「柏丘の家」へ向かう。自慢の景色を居間の大ガラス越しに眺めていると、折からの小雪も止み明るい日差しがさしてきた。自然の景色は飽きることがなく美しい。心地よい音楽が流れる居間で旧知の画家・花田和治氏の版画を発見した。クライアントが気に入り所蔵しているという。そして、デッキに出ると更に迫力ある景色だ。

月曜日, 11月 23, 2009

枕木の土留


22日は休日を利用して、庭の冬囲いをおこなった。根曲り竹を地面に立て頂点を最初に荒縄で結び、荒縄を下から節目に沿いらせん状に上昇しながら固定する。庭師さんに教わった方法で20年来同じ作業を繰り返している。庭の一画に枕木の土留がある。古枕木を使用したもので、かれこれ24年以上経過している。あと何年耐久性があるのだろうか。庭の自然の中では時間と共に朽ちてゆく素材も美しい。もちろん、コンクリート製の土留よりも枕木のほうが廉価であるのはいうまでもない。

金曜日, 11月 20, 2009

一年点検




20日、一年点検のため「真駒内東町の家」へ向かった。一年経過して問題になるところはほとんどなかった。久しぶりにお会いしたクライアントから、明るい室内で快適に暮らしていますとの嬉しい感想をいただく。写真は、冬場ペントハウスに上がる暖気を1階玄関ホールへ送り込む装置(カウンターアローファン)。これからの季節に活躍を期待している。そして、外観。

木曜日, 11月 19, 2009

建築作品発表会2009


日本建築学会北海道支部主催の建築作品発表会が12月11日(金)に、北海道立近代美術館講堂であります。入場は無料です。
設計者、教師、学生などの建築関係者が大半ですが、もちろん一般に開放されているものです。私も午後の部で発表いたします。興味のある方は、是非お越しください。住宅から公共施設まで幅広く最新の建築事情を知ることができるのではないでしょうか。

木曜日, 11月 12, 2009

北星学園大学での授業




11日、週一で通っている北星学園大学での授業があった。そもそも北星学園大学に建築学科は無い。私は文学部の心理応用コミュニケーション学科で、いわゆる座学の「空間コミュニケーション」を講じている。たまには手を動かそうという、きょうは演習日。一生に一度の経験となるのであろう学生たちに、スチレンボードとカッターを渡す。キャンパス内に建つ「フォーリー」を1/40縮尺模型で表現しようという課題である。
建築とは無縁の学生たちが、「フォーリー」という装置でキャンパス空間と嬉々として向き合う。
このキャンパスこそ北海道の建築家として私たち世代の父親的存在であった建築家・上遠野徹先生の仕事の一部なのです。その上遠野徹先生が9日(月)に85歳で亡くなられ、11日はお通夜。そのことを学生達に告げて、私はお通夜の席へ向かった。上遠野徹先生が構想された空間に若い学生達の声が満ちている。そのことを報告するために。

金曜日, 11月 06, 2009

コンクリートブロックに光を透過する











20年前に竣工した「西野三角公園の家」でプチ改修を行っている。目玉の一つが、コンクリートブロックに140φの開口部を設けて自然光を取り込もうという工事。
コアドリルで穴を開け、塩ビパイプを通した内側にガラスブロックを固定している。外壁厚が390mmあるので思ったより光が来ないものの、開口部をもつ壁をつくることができた。
以前から、コンクリートブロックの閉鎖的な壁からなんとか光を取り込めないものかと思っていた。この手法は、今後使えると考えている。
ついでに、コア抜きしてできた円柱状の塊にロウソクを置くと立派な灯篭になった。

木曜日, 11月 05, 2009

MVP


5日、遅めの昼食をとりながらTVでMLBを観戦。この日6打点の大活躍をした松井秀喜選手がシリーズMVPに輝いたという。イチローの9年連続200安打のMLB新記録も素晴らしいが、MVPは文句なしに凄い。インタビューを受けるゴジラの目がこころなしか赤く見えたのは、うちのTVがまだアナログのせいばかりではないでしょう。画像はTV画面をiphoneで写したものです。

月曜日, 11月 02, 2009

初雪が降りました




初雪が降りました
2日、札幌の平地に初雪が降りました。午前中、太陽の光の中で結晶が透けて見えるような真新しい雪がひらひらと舞い落ちる光景に出会いました。


遠くの手稲山も雪化粧。道路わきの小熊笹にも冠雪。北国札幌に、とうとう冬の到来です。