住まいづくりYYAA
北海道の建築家・山之内裕一の住まいづくりブログです。地域の歴史や風土の記憶を大切に住まいをつくります。お気軽にご相談を。
火曜日, 3月 31, 2009
手作りパン
現在、旭川市内に計画中の建築は、大人数グループでの打合せとあって、午前中現地到着と同時に始まり午後2時ごろまでタイトな時間割になっている。休憩を兼ねるお昼時には、クライアントの主婦グループが我々の昼食を用意してくれる。
昨日、30日のメニューは、スープと手作りパン、野菜サラダ付き。毎回手作りの家庭料理を、美味しくいただいています。
月曜日, 3月 30, 2009
岩見沢駅舎グランドオープン
30日午後、旭川市内での打合せを終えて札幌への帰路、岩見沢駅に立ち寄りました。
設計者・西村浩さんの事務所からのメールで午前中にグランドオープンのセレモニーがあることを知っていたので、この記念すべき日にちょっと立ち寄ってみたいと思いました。
午後3時過ぎ閑散とした駅舎に入ると、岩見沢市の担当課長のS氏が笑顔で出迎えてくれました。偶然です。S氏と一緒に見てまわったセンターホールの吹抜け部分は、駅前通正面からの視線を受け止めるだけではなく、視線が透過する気持ちのよい空間となっていました。ただ、気持ちよく空を飛ぶ鳥が誤ってガラスに衝突しなければいいですが。
駅舎と同時に連絡通路も完成しました。連絡通路は市民の歩道として、線路によって分断された市街地を100mに渡って結びつけています。とてもいいですから見てきてください。というS氏の誘いで、早速、写真を撮りました。
火曜日, 3月 24, 2009
1/30のWBC
24日、きょうの話題は、なんといってもWBCです。そして、最後に決勝のタイムリーヒットを放ったイチローですね。というわけで、私たちの打合せテーブルの上に乗り、ボルタ君がLEDスポットを浴びて久々の登場です。
どこにもイチローとは書いてないのですが、かたちが名前を語っています。身長を計測したところ60mm。公表身長は1800mmだから、ちょうど1/30スケールモデルになる。
1/30の小さな声で、WBC二連覇おめでとう。
土曜日, 3月 21, 2009
薄氷
21日は朝から陽ざしがあって外はさぞ暖かい、と思い外に出てみると身を刺すような寒さがある。きのうは暖かく水溜りになっていた道のくぼみ、そこにできた薄氷が車に踏まれて粉々になっている。
土曜日, 3月 14, 2009
岩見沢駅舎
最近、JRで旭川へ打合せに行き来する車中からホームごしに見える新築の岩見沢駅舎の様子が気になっています。先日などは夜の暗闇の中に古レールマリオンのガラスカーテンウォールが見えていたので、オープン間近だと思っていたら、昨日、この月末に完成記念コンサートとコンペの当選者と主宰者によるフォーラムの案内が来ました。コンペは、2005年でしたから、すでに4年の歳月が過ぎたことになります。あらためて建築は時間がかかるもの、そして関係者のご苦労を思いました。
土曜日, 3月 07, 2009
キッチン2
昨日のつづき、ワンルーム化したキッチン+食堂+居間にはいろいろな法則がある。例えば天板の高さ寸法の序列がある。立ち仕事のキッチン天板では850mm、椅子に座る食堂のテーブル天板高さは700mm、ソファや床に座る居間のテーブル天板は450mmと、人の視線の高さとともに変化する。十分に広い空間を確保できる場合、人の目線の低い居間がより広い面積となり、目線が高いキッチンは必要最小限の面積になる傾向があるようだ。
写真は、「美しが丘の家」居間からキッチンを見たところ。居間の壁には視線の焦点となるテレビが掛けられている。テレビとの関係にもまた法則がある。
金曜日, 3月 06, 2009
キッチン
最近、アイランド型キッチンのように居間や食堂と一体化し、キッチンとして区切られた部屋を作らない傾向があります。室内構成がワンルームに限りなく近づく傾向と一緒なのかもしれません。また、キッチンが家族の共同作業場化していることにも関係があるようです。
食事が家族にとって大切な時間であることを考えると、キッチンが家の中心にあるのはおかしい話ではないのです。写真は、昨年末竣工した「東札幌の家」のアイランドキッチンです。見事にオープンになっています。調理の音や臭いを問題視することもありますが、家族のコミュニケーションに役立つならばそれも正解でしょうか。
水曜日, 3月 04, 2009
レスタウロ
(社) 日本建築家協会北海道支部の広報サイト、北の建築家たち「Hokkaido Architects」
Vol.65のコラム・ポケットギャラリー(http://archihokka.exblog.jp/)に、「小樽公園通教会のレスタウロ」が載りました。小樽公園通教会の構造改修の記事です。
レスタウロ(Restauro=修復、改装)は、小樽公園通教会の成立→米国→F.L.ライト→C.スカルパ→レスタウロ→小樽公園通教会の構造改修という順序で、再発見した言葉です。
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