庭の角に、幹直径が20センチ程度に成長しているプンゲンストウヒの樹がある。プンゲンストウヒは成長が早く、一年で数十センチ枝を伸ばす。この頃は、隣地に越境するため毎年この時期に枝を少し払う。そのなかで枝振りのよさそうなのを選んで、正月の松飾に利用している。今日はすこし多めに枝を払ったので、庭の雪囲いの上に余った枝をトッピングしてしばらくのあいだ眺めた。きっと、子供の頃であれば雪だるまでも作って、枝を使って手足にしてみたであろうか。新年を待つ暮れのひとときが、ちょっとした面白い遊びの時間を与えてくれた。
月曜日, 12月 31, 2007
土曜日, 12月 29, 2007
年末の一年点検
火曜日, 12月 18, 2007
保存/解体
建築の仕事に関わっていて、いつも考えさせられることは耐久性の問題だ。どのような素材もやがては朽ちて無くなってしまう。札幌市内に一軒の住宅がある。築50年の堂々たる木造住宅である。聞けば、近所に住んでいた市役所勤務だった建築技師さんが設計したものだという。
私は、この家で幼少期を過した建主さんから依頼を受けているのだが。実は建主さん、現在海外赴任中である。この暮れに帰国するときに、この古ぼけた住宅をリホームして住むのか、はたまた全面解体して新築するのか。私は選択を迫られている。迷いなく架けられた勾配屋根のスカイラインは美しく懐かしい。だがしかし、骨組みは大幅な補強が必要だ。断熱となるとまったく入っていないも同然なのである。保存か解体か判断が難しいところ。
私は、この家で幼少期を過した建主さんから依頼を受けているのだが。実は建主さん、現在海外赴任中である。この暮れに帰国するときに、この古ぼけた住宅をリホームして住むのか、はたまた全面解体して新築するのか。私は選択を迫られている。迷いなく架けられた勾配屋根のスカイラインは美しく懐かしい。だがしかし、骨組みは大幅な補強が必要だ。断熱となるとまったく入っていないも同然なのである。保存か解体か判断が難しいところ。
昨日、地球の裏側にいる建主さんからメールが届いた。帰国が少し遅れるとのことである。私に、すこし考える余裕ができた。
日曜日, 12月 09, 2007
オープンハウス終了
水曜日, 12月 05, 2007
オープンハウス案内
今週末、8日(土)および9日(日)の10:00~16:00「発寒の住宅」のオープンハウスを行ないます。札幌市西区発寒に新しい住宅が完成しました。中庭を片流れ屋根に囲まれた、小さな集落のような家です。今回は、常口販売家創り研究会との合同イベントですが、お気軽に見にいらしてください。場所は、札幌市西区発寒3条3丁目6-33。問い合わせ先は、山之内建築研究所山之内裕一まで。山之内建築研究所は、札幌市北区新琴似6条7丁目7-10、Tel :011-761-1173、Fax:011-766-0113、http://www1.odn.ne.jp/y.yamanouchi、e-mail:yamanouchi@pop02.odn.ne.jp
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