住まいづくりYYAA
北海道の建築家・山之内裕一の住まいづくりブログです。地域の歴史や風土の記憶を大切に住まいをつくります。お気軽にご相談を。
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山之内建築研究所
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火曜日, 3月 27, 2007
東京ミッドタウン(Tokyo midtown)
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週末、東京へ行ったついでに、昨年夏に建築中の現場を見学した六本木ミッドタウンに立ち寄った。完成した姿をみておきたいと思ったからだ。26日はちょうどプレス内覧会の日だった。そのため新しい美術館などの内部には入ることができなかったが、外観だけは眺めることができた。いつも思うことだ...
金曜日, 3月 09, 2007
屋根からの眺め
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足場は高さ7mを超えている。風は吹いていない。数日前に30数メートルの瞬間最大風速を記録した後だけにちょっと怖いが、現場の足場に上るのは嫌いではない。というのも、視線の変化によって風景が変化して見える楽しみを私は知っているからだ。ガルバリウム鋼板屋根下地のガムロン防水シートの施工...
水曜日, 3月 07, 2007
住宅展
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札幌市中央区南2西2ほくせんビル4階にある「ほくせんギャラリー・アイボリー」で、「北海道の建築家による住宅展」が11日までの会期で始まっている。仲間の建築家たちの展示パネルが、ギャラリーの白い壁に色とりどりに並べられた。模型や写真などに様々な工夫がみられエネルギーを感じる展覧会。...
日曜日, 3月 04, 2007
ホーム(home)
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3日、4日は札幌市内でのASJイベントに参加した。今回の会場は、北24条の札幌サンプラザ。実は、私の高校生時代の通学路にあたる場所であった。いわゆるホームである。とはいっても何十年も前のこと、まわりの建物も風景も昔の面影はない。にもかかわらず、懐かしい。街のどこかに記憶を呼び起こ...
日曜日, 2月 25, 2007
建方(erection)
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一般的に木造では、土台・柱・梁・小屋組みの組立てを建方(たてかた)という。「大谷地の森の家」の現場では、雪の晴れ間をねらって作業が進行中だ。今回、柱や梁は北海道産のカラマツ構造用集成材、一部フィンランド産針葉樹構造用集成材を使用した。また床下地についても北海道産のカラマツ構造用...
金曜日, 2月 16, 2007
土台(sill)
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土台(どだい)、なんという重たく響く言葉だろう。ちょっと、本棚に手を伸ばして意味を確認してみると。柱から伝えられる荷重を基礎に伝える役割を果たす横材、(鉄筋コンクリートで作られた)布基礎にアンカーボルトで緊結され、(中略)防腐性のある材料を使用する。(彰国社建築大辞典)また、物...
土曜日, 2月 10, 2007
養生上屋
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単管組ビニールシート養生上屋の屋根に突き刺さった筒先を通し、ポンプ車から圧送されたコンクリートが打設されている。昨日、石狩市花川の現場で基礎コンクリート工事を施工。工程上の都合で厳寒期のコンクリート打設となったのだが、躯体コンクリートの品質確保には細心の注意が払われている。
金曜日, 2月 09, 2007
幕間(seventh inning stretch)
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もうすぐ再開予定の現在冬期休業中の現場がある。いまは、再開に向けての準備に余念がない。私の好きな野球で言えば攻守チェンジの時間、それもアメリカメジャーリーグで言うところのセブンスイニングストレッチの時間であろうか。あの陽気な「私を野球に連れてって」の大合唱が聞こえてくるようだ。こ...
金曜日, 2月 02, 2007
雪だるま(snowman)
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半年雪に閉ざされる北海道で、冬の季節をどれだけ有効に過せるか。私たちにとってはとても大切な問題だ。室内をおおきめにする。できるだけワンルームにする。天井も低いより高いほうがいい。自然の採光を大切に。などなど。室内で過す時間の質と量を考えなければならない。もちろん、戸外での楽しみも...
木曜日, 2月 01, 2007
凍土
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2月、今日から新しい現場が始まった。敷地は札幌市の隣、石狩市の花川。200ミリほど凍り付いている表土を砕いて、基礎工事をしている。この時期、厳冬期に着工することが決まっていたために敷地の雪を取り除いていた。表土が直に冷気に接している状態が続いていたのだ。その結果、土の表面を凍らせ...
水曜日, 1月 17, 2007
耐用年数
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20年前に取り付けた自宅の樹脂製レバーハンドルが折れた。頻繁に使用するトイレの片開き扉に取り付けられていたもので、きっと何かの拍子で異常な力がかかったのだろう。このタイプのハンドルはデザインが気に入りそして廉価だという理由で採用した記憶がある。当時工事を担当してくれた建具屋さんか...
火曜日, 1月 09, 2007
等身大スケールⅡ
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昨日は成人の日の祝日。事務所に使用している建物が、年末にちょうど20年を過ぎた。人間で言えばめでたく成人である。建物全体は共同住宅で、詳細はjt(住宅特集1986年12月号 、SHINKOTONI HOUSING)に掲載されているのだが、その一部を事務所として使用している。 とこ...
金曜日, 1月 05, 2007
等身大スケール
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今日から仕事始めです。 JICAでアラビア半島のイエメンに行っている知人にメールする。その知人の案内で砂漠の摩天楼シバームを一度見てみたいと思っていたが、近々帰国が決まっている。せめてもと、グーグルアースの航空写真を見てみるも感じがつかめない。以前お世話になったボストンの宿屋の女...
木曜日, 1月 04, 2007
水まわり(sanitary)
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あけましておめでとうございます。仕事始めは明日からだが、きょうはこれから始まる仕事の準備という意味もあり、衛生機器会社の企業誌を10数年分積み上げ、浴室やトイレなど「水まわり」関連資料を一日中ゆっくりと拾い読みした。一度は読んでいるはずなのにすっかり忘れている。だから初めて読むと...
木曜日, 12月 28, 2006
越年準備
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上屋を架けてコンクリート打設した「大谷地の森の家」の壁の型枠をはずし、地下部分の一部を埋め戻した。スラブは土台のアンカーを突き出したブルーシートで表面を覆い、雨や雪から躯体を保護している。この状態で、1ヶ月ほどさらに養生期間を置く。ここからは、すっかり葉が落ちて見通しが良くな...
水曜日, 12月 27, 2006
師走の雨
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27日、この時期には珍しく一日中雨が降っている。道路の轍(わだち)は、氷の谷間に水がたまり、次に寒波がくると路面が危険な状態になりそうだ。午後から、対向車に注意しながら、9月に引き渡した「美しが丘の家」のアフター工事の確認に向かった。懸案事項は全て完了していた。施主さんから、「と...
木曜日, 12月 21, 2006
上屋(うわや)
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「大谷地の森の家」で1階床スラブの配筋検査を行なった。土曜日のコンクリート打設に備えて、最悪の天候を予測して降雪保護のシート上屋と採暖の準備をし、当日は万全の態勢で臨む。
非常勤
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今日、札幌市厚別区にある北星学園大学で今年最後の講義をした。1コマ90分、毎週1コマ、延べ14週で1260分の授業を、私は非常勤で通っている。この間、プレゼンテーションに用いたパワーポイントの容量を見てみたら、208MBだった。これが多いのか少ないのかはわからないが、1枚...
月曜日, 12月 18, 2006
DIY
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住宅は、住み手が使い込むもの。日々の暮らしに必要な手間をかけなければならないもの。やってみるとこれがなかなか楽しいものだ。昨日午後、庭への出入り口に雪止め柵を手作りした。例年は、スタイロフォーム100ミリ厚の板をガラス面に立て掛けて済ましていたのだが、庭からの景色が悪いので、思...
土曜日, 12月 16, 2006
仕事
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昔読んだ本に、「仕事とは他の誰かに代わって行なう代理行為であり、そのために施主と社会への責任感が育まれ、そのための技術や倫理の研鑽が要求される。」と言う意味のことが書いてあった。いまでも正論だと思う。私が参加しているJIA(日本建築家協会)の北海道支部住宅部会では、毎月のように何...
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