Powered By Blogger

土曜日, 5月 21, 2011

小樽祝津鰊まつり


外壁塗装色が落ち着いてきた茨木家番屋の外観です
 21日午後、祝津鰊まつりということで小樽祝津へ向かいました。あいにくの小雨模様でしたが、会場の広場には鰊焼きの香ばしい臭いが漂っていました。茨木家番屋へは、久しぶりの訪問です。
まつりの期間中は無料開放ですが、普段は運営団体のNPOの担当者が常駐し入場料をいただいています。ちょうど、番屋めぐり案内ボランティアのみなさんが集合していました。
番屋を中心にした手作り感いっぱいの祝津観光の運営も様になってきたような印象を受けました。
私たちが作った図面も展示されていました

まつり広場にて鰊焼きを楽しむ皆さん

祝津の岬を守る日和山灯台です



金曜日, 5月 20, 2011

まだ山頂には雪がありますが

19日午後、小樽市銭函のポリテクカレッジへ向かう。打合せ後に校門から見た手稲山頂はしっかりと純白の雪冠が載っている(左側)。一方手前の麓の山はというと、緑が濃くなっている(右側)。
この週末は、小樽の祝津で「鰊まつり」があります。暖かな両日になると嬉しい。昨年、修復工事の設計監理をした茨木家番屋も開放されます。ぜひ小樽へ、お越し下さい。

水曜日, 5月 11, 2011

ながく住まう家の特長

「ながく住まう家」のネーミングは、今回の売主(株)札都さんが推進する「認定長期優良住宅」によるところが大きい。その目的は、「長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた住宅の普及を促進することで、環境負荷の低減を図りつつ、良好な住宅ストックを将来世代に継承することで、より豊かでやさしい暮らしへの転換を図る。」(国土交通省HPより)のであり、誰も異論はない。いくつかの認定基準を満たすことで、晴れてお墨付きをもらうことができる。もちろん、これだけで豊かでやさしい暮らしが実現できるわけがないことは自明。ここまでが50%、残りの50%は言うまでもなく建築の力。私たち建築家の出番ということだ。
                                                    
                                                       
                                                     
                       (国土交通省HPより)

日曜日, 5月 08, 2011

ながく住まう家

私たちが(株)札都と協働した建売住宅モデルのオープンハウス第一号ができました。

コンセプトは「ながく住まう家」。細長い敷地で一枚のレンガのようなシンプルプランの中に、永く住み続けられる家を想起しました。
50%は(株)札都が推進する認定長期優良住宅の温熱・構造性能等を確保し、50%を建築家・山之内裕一が長く暮らし続けられる住まいにふさわしい立体的な間取りを提案しています。

初めての取り組みです。ぜひご覧いただき、皆様のご意見を今後の参考とさせてください。

開催日:5月14(土)、15(日)、21(土)、22(日)、28(土)、29(日)
開催時間:AM10:00~PM5:00
場所:札幌市豊平区西岡4条2丁目
説明をご希望の方は、事前にご連絡ください。mail to yamanouchi@pop02.odn.ne.jp
                            階段~開放的です
ロフト~奥行きあり
子供室~ロフト付きです
和室~客室として
居間~アイランドKです
階段室~PCデスクです
玄関~ベンチがあります

日曜日, 5月 01, 2011

今日から5月です

写真は、先月末に見た鯉のぼりのアーチ。道路が右にカーブしているのであたかも道路をまたいでいるように見える。5月が始まりました。

とある建設重機会社が敷地内に作った仮設モニュメント。殺風景な運転席からの景色を和ませる。

土曜日, 4月 16, 2011

春の美国

15日、積丹町(しゃこたんちょう)の美国(びくに)へ向かった。美国は、明治後期から昭和30年代初頭まで鰊漁で栄えた漁港。小樽の祝津番屋のご縁で、とある魚場建築の現地調査に同行した。
写真は、午後の美国漁港。

木曜日, 4月 14, 2011

春の大通公園

札幌の中心にある大通地下駐車場に入るために一時停止した。傍らの大通公園にはついこの間まであった残雪の雪解け水をいっぱい吸った花壇に、色とりどりの花が植えられている。自転車で来ている人もいる。車の窓を開けて、シャッターを切る。何気ない日常がふと愛おしく思える。

水曜日, 4月 06, 2011

新しいプロジェクト進行中

札幌市内で新しいプロジェクトが進行中です。民間の町道場を併設した住宅です。ちょっと面白いプログラムです。模型を掲載します。

土曜日, 4月 02, 2011

創成川

大通りに出たついでに、南北を貫くアンダーパスを延長し水辺を公園化する工事中の創成川を歩く。
吹く風は冷たくいまだ雪が残っていましたが、安田侃さんの4基の彫刻を見てまわりました。






私が小学生だった頃、このあたりは祭りの季節になると川をまたいでサーカス小屋が設営されていた。巨大な樽の中を覗き込むオートバイの曲乗りなどを、ドキドキしながら見たのはもう半世紀前のこと。
ここには、人を集める力があるのかもしれない。

金曜日, 4月 01, 2011

今日から4月

今日から4月。最近、ひょんなことから札幌市の中心部大通りに近い確認検査機関へ出向く機会があります。創成川のアンダーパス工事や札幌駅とつなぐ地下通路の完成など雪解けを待つかのように街が姿を変えているのを目にします。郊外では、雪の中で建設が続けられていた住宅が真新しい顔を見せてくれています。雪が解けたら、新しい住宅を計画しようと考えている皆さん!
今年も素晴らしい住宅を設計したいもの。皆様からの、お声がかかるのを待っている私です。
大通り地下道へ、昇降する階段
夕暮れの大通りテレビ塔
札幌駅地下歩行空間~真中が通路、両端のグレーの部分は展示や催しができる広場
広場を利用したインスタレーション作品

火曜日, 3月 29, 2011

小樽祝津鰊番屋が一般公開

昨年、修復工事の設計監理で関わった小樽市祝津地区のニシン番屋の「事業報告書」が、事業主体である小樽商工会議所から送られてきました。
振り返ると昨年の今頃は、雪解けを待ちかねて解体工事が元気に始まっていました。
いま、この鰊番屋(茨木家中出張番屋)は、地域のコミュニティ拠点としてさまざまな活用が期待されています。
5月からは、待望の一般公開が決まりました。詳細は、添付資料にてご確認下さい。

火曜日, 3月 08, 2011

手稲の家

エントランス側外観です

南の窓から手稲山頂が見えます
 手稲の家が竣工しました。冬期施工のため現場の大工さんたちには寒さとの戦いという苦労がありました。こうして出来上がって、クライアントが喜ぶ顔を見ると、そうした苦労も報われる様な気がします。またひとつ、新しい家が誕生しました。ここでは、お洒落な暮らしぶりが展開されることでしょう。

居間からキッチンダイニングが見えます

キッチンに立って居間が見えます

特注のアイランドキッチンです

キッチンは床を下げています

家の中央にある階段です

子供室です

2階に作った手洗です

客室用の和室、タタミはブラック色です


火曜日, 2月 22, 2011

akariとフルート

建築展が終わって、芳名録の整理などをしている。山之内らしい個展だったねと、嬉しい感想を聞くことがあった。ギャラリー内部を住宅と見立てて、個室、居間、玄関の3つの空間の関係性、つまり響きあいが展示のコンセプトだった。
写真は、個室に見立てた奥まった空間で演奏を聞かせていただいた先輩建築家の藤島喬さん。
イサムノグチのakariを吊るしている行灯オブジェは今回の展示にあわせて製作した。
            

月曜日, 2月 21, 2011

建築展~空間の響き~終了

20日、札幌市中央区の「ギャラリー創」で開催されていた「建築家・山之内裕一展~空間の響き」が無事終了しました。会場に来ていただいた皆さま、ほんとうにありがとうございました。たくさんのお祝いの言葉や励ましの言葉をいただきました。楽しい時間と空間を提供していただいた、ギャラリー創さんに感謝です。

金曜日, 2月 18, 2011

建築展~空間の響き~開催中

17日(木)朝日新聞夕刊文化欄に「建築展~空間の響き」が紹介されました。
会期は20日(日)までです。会場でお待ちしています。声を掛けてください。
ショーウィンドー越しに模型が出迎えます。
外灯とレバーハンドルのオブジェは、エントランスのランドマークです。
中央にマキストーブが居間を象徴しています。
すりガラスの手前は個室エリアを象徴、イサムノグチのアカリがマルい雰囲気を作っています。

水曜日, 2月 16, 2011

オープニングパーティ

15日(火)夕方、建築展会場でオープニングパーティが開かれました。ギャラリー創のスタッフの段取りよろしく、大勢の方々の参加をいただきました。ギャラリーオーナーの建築家・宮崎正之さんに感謝です。久しぶりにお会いする方たちが多く、そのなかでも長年の友人でペルシャ絨毯(じゅうたん)を扱っているディコスタさんが、お嬢さまのアイリーンさんと一緒にお祝いに駆けつけてくれた。早速、先輩建築家の倉本龍彦さん、圓山彬雄さん、藤島喬さん、松橋常世さんたちに囲まれて記念写真です。展覧会は、20日(日)午後5時までです。

日曜日, 2月 13, 2011

建築展の準備中

勢いで乗った建築展の企画、いざオープンが目の前に迫るとすこし落ち着かない。準備不足はもとより本当に何を展示するのかといった基本的な部分でいまだ迷いがあるからだ。建築の展覧会は、完成した建築の写真のみならずスケッチや模型や製作過程に醍醐味がある。展覧会自体も建築製作プロセスの一部なのかもしれない。そう考えて、期間中の実況中継的な発信をツイートしようと考えた。とうとうツイッターデビューです。追悼展ならぬツイート展?

火曜日, 2月 08, 2011

吹雪そして

2月に入り、好天と吹雪が交互にやってくる。数日前の停車中の運転席から撮った写真は、なんと午前中。ガソリンスタンドも対向車、もちろん自分も点灯している。視界は数十メートルしかない。


5日からNHKBSハイビジョンで、かのケン・フォレットの大作映像化、大聖堂が放映されている。随所に主人公の石工が語る石造建築の話が盛り込まれて面白く見ている。文庫本で読んだときの記憶では、フレスコ画で描く大聖堂の平面図の場面は迫力があった。どのように映像化されるのか興味があるところ。写真は、TV画面から撮った。