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金曜日, 9月 20, 2019

北海道の民家


9月16日付けのコンクリート製品の業界紙「週刊ブロック通信」で、北海道のブロック造三角屋根を紹介した。日頃、飽きの来ない定番のそれでいて格好の良い住宅、つまり民家を目指している私にとって一つの目標でもあるのが「コンクリートブロック造三角屋根」だ。
「北海道の住宅と住様式」(1982年)の中で、足達富士夫(当時北大教授)は「北海道は、その歴史事情からして、まだ独自の民家を持っていない。(中略)住宅供給公社のいわゆる「三角屋根」の住宅などはその一つで、コンパクトにまとめられて、しかも合理的な平面と、単純だが雪処理にもすぐれ、形の安定している外観は、北海道の民家の可能性を示すに足る優れた成果である。」として三角屋根住宅の可能性を評価した。同時に、後述ではいまだ未完成であるとしてさらなる開発を促している。37年前のことだ。

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