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月曜日, 11月 07, 2011

パネル凱旋

昨年10月~11月スペインのバルセロナで展示されていたA1版のパネルが、先月札幌駅地下通路空間で開催された報告展を経て、1年ぶりに戻ってきた。


バルセロにはコンクリートブロック住宅「グレイの家」を持っていった。組積造の歴史のあるスペインで見てもらいたいと思ったからだ。会場で会ったバルセロナの建築家は、コンクリートブロック造は普通の工法だけれど表面をそのままあらわしにする使い方はしない。これはティチーノの建築だね、と言った。彼らには、私がかつて衝撃的な印象を受けたマリオ・ボッタの下敷きが透けて見えていたようだ。ともあれ、地球の反対側まで行って無事に戻ってきたパネルよ、ご苦労様。

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