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火曜日, 7月 12, 2011

ティンバライズ・コンクリートブロック

ティンバライズ建築展にて
先日、北海道工業大学図書館ギャラリーで開催された、ティンバライズ建築展は刺激的な内容であった。ながく法規上制限されていた木造建築が技術の革新に裏付けられて、10年前の2000年に改正された。都市に木造建築を、という問いかけである。

コンクリートブロックの下階に木造の上階を乗せる。いわゆる混構造の提案は、コンクリートブロック造の蓄熱性能や耐久性能と、木造の良さを併せ持つものとして多く試みてきた。
木造のフラットスラブであるマッシブホルツに、コンクリートブロックの壁体を組み合わせる。展覧会を見終わった後にこんなアイディアが浮かんだ。
「ティンバライズ」とは、木を新しい素材としてとらえ、新しいものをつくり出すという造語。(ティンバライズ建築展パンフレットより)

1階はコンクリートブロック、2階が木造の「厚沢部の家」 ©安達治


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