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土曜日, 1月 26, 2008

雪影礼賛


積雪で生活の利便性を損ない、健康や安全を脅かされることは十分に理解しているものの、雪の表情の美しさは格別である。札幌では昨日からしんしんと雪が降り積もり、かくいう私も午前中に一度、夕方にはもう一度雪かきをする。雪を愛でているだけではすまないのだが。
太陽が雪雲を透過して弱々しく照らすとき、雪がつくる自然の起伏がなんともたおやかで柔らかい表情をみせる。あたかも障子を透過する光のような微妙な陰影をつくりだしている。
北国の住宅づくりは、積雪によって地盤面が高くなり風景が劇的に変わる、たとえばこのような積雪による見え方の変化についても考えられていなければならないのだ、と思う。

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