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日曜日, 9月 10, 2006

大森のそば屋


8日と9日、東京出張であった。とはいっても仕事ではなく、大学の同窓会のために上京した。その折、地元では有名だという大森の更科で旧友と昼食をとった。期待どおりの美味さであった。店の客がそばを食べている姿が絵になっている。北海道はそばの産地ということもあり、味では負けていないが、この店の雰囲気にはとうていかなわない。
この地に大森貝塚を発見したのは、エドワード・S・モースだが、彼が後年勤めたピーボディ博物館は米国マサチューセッツ州セーラムという町にある。マサチューセッツ州は北海道に縁のある場所。著書「日本のすまい」によれば、研究熱心なモースは、明治期に北海道へ足をのばしているという。ますます北海道と縁がある。ほろ酔い気分も手伝い勝手な連想でひととき時間を忘れた。この場所をセッティングしてくれた旧友に感謝である。

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